JR東海は、ホーム上の駅名標付近に周辺施設の名称等を掲出する「副駅名標広告」を導入したと発表した。第1弾として、ソフトバンク子会社が運営するオープンイノベーション施設「STATION Ai」の副駅名標広告を中央本線鶴舞駅に掲出した。
「STATION Ai」は、愛知県による「Aichi-Startup 戦略」の一環として、「STATION Ai」社が運営するオープンイノベーション拠点。鶴舞駅公園口から徒歩6分の立地で、新規事業創出をめざすスタートアップ企業や国内外を代表するパートナー企業が参画している。
JR東海は、「STATION Ai」が今後、鶴舞駅エリアを代表する施設となり、多くの人が中央本線を利用して訪れることへの期待を込め、同社として初めて副駅名標広告の掲出を決めたと説明。11月22日から「STATION Ai 前」と表記した広告を上下各ホームの駅名標の下部とホーム柱駅名標の下部に掲出している。あわせて出口案内板と公園口自動改札機にもロゴマークを掲出した。今後、他の駅でも副駅名標広告の需要があれば、展開していく考えを示している。