第25回ジュノン・スーパーボーイ・コンテストでスカウトされた佐野勇斗は、2015年公開の『くちびるに歌を』で俳優デビュー。ボーカルダンスユニット「M!LK」のメンバーとして活躍するかたわら、様々なドラマ・映画に出演してきました。2018年公開の『ちはやふる −結び−』では第28回日本映画批評家大賞の新人賞(南俊子賞)を受賞。さらに今年はNHKの『連続テレビ小説 おむすび』にも抜擢されるなど、いま大注目の俳優の1人です。
そこで今回は、目覚ましい活躍をみせる佐野勇斗の「好きなドラマ」について、マイナビニュース会員504人に調査。結果をランキング形式でご紹介します。
佐野勇斗が出演した「好きなドラマ」ランキング
佐野勇斗が出演した「好きなドラマ」をマイナビニュース会員504名に聞きました。
- 1位:『連続テレビ小説 おむすび』(19.2%)
- 2位:『トリリオンゲーム』(15.7%)
- 3位:『ドラゴン桜 第2シリーズ』(14.6%)
- 4位:『TOKYO MER』(9.4%)
- 5位:『真犯人フラグ』(7%)
- 6位:『砂の塔〜知りすぎた隣人』(4.9%)
- 7位:『賭ケグルイ双』(4.2%)
- 8位:『カンナさーん!』(3.5%)
- 9位:『就活タイムカプセル』(3.1%)
- 9位:『嘘喰い -鞍馬蘭子篇/梶隆臣篇-』(3.1%)
- 11位:『マイダイアリー』(2.8%)
- 12位:『トドメの接吻』(2.1%)
- 13位:『FAKE MOTION』(1.7%)
- 13位:『僕だけが17歳の世界で』(1.7%)
- 15位:『おとなりに銀河』(1.4%)
- 15位:『俺たちはあぶなくない〜クールにさぼる刑事たち』(1.4%)
- 17位:『テッパチ!』(1%)
- 18位:『僕の愛しい妖怪ガールフレンド』(0.7%)
- 19位:その他(2.4%)
1位:『連続テレビ小説 おむすび』(19.2%)
堂々の1位に輝いたのは、NHK総合ほかにて、2024年9月30日に放送を開始した朝ドラ『連続テレビ小説 おむすび』でした。同作は橋本環奈が演じる主人公・米田結が、どんなときでも自分らしさを大切にする"ギャル魂"を胸に、栄養士として、人の心と未来を結んでいく物語です。
佐野勇斗は、福岡西高校に野球留学中である高校球児・四ツ木翔也として出演。四ツ木という姓と眼鏡姿から「福西のヨン様」と呼ばれている、将来有望なピッチャーという役柄です。
アンケートの結果、高校球児を爽やかに演じているところが特に好評だった模様。「真面目で好青年な役柄が似合う」といった声も多く、視聴者からの好感度の高さがうかがえました。また、野球のユニフォームを着て丸刈りにした姿に「かっこいい」という声も寄せられています。
ユーザーコメント
- 爽やかだし今後のヒロインとの展開が楽しみだから(60代女性/千葉県/その他)
- まじめで好青年で似合っている(50代女性/東京都/その他)
- さわやかに高校球児を演じていて、好印象がもてるから。(60代女性/福岡県/教育)
- 野球ユニフォームで丸刈り頭がかっこいい(60代男性/愛知県/総合商社)
- 素朴な演技が光り、連ドラを見る楽しみにもなっているので(40代男性/埼玉県/医療・福祉・介護サービス)
2位:『トリリオンゲーム』(15.7%)
2位には、TBSにて2023年に放送された『トリリオンゲーム』がランクインしました。原作・稲垣理一郎、作画・池上遼一のマンガをドラマ化した同作は、目黒蓮が演じる"ハル"こと天王寺陽と、佐野勇斗が演じる"ガク"こと平学がタッグを組みゼロから起業。ハッタリや予測不能な作戦を駆使して1兆ドル(トリリオンダラー)を稼ぎ、この世のすべてを手に入れようと奮闘する物語です。
佐野勇斗が演じている"ガク"はコミュニケーションが苦手ながら、ずば抜けたIT技術を持つ心優しい青年。世界一のワガママ男で、類まれなるコミュニケーション能力を誇る"ハル"とは正反対の人物として描かれます。
アンケートでは、演技力の高さや役柄との親和性が高く評価されていました。気弱なパソコンオタクという役にはまっていたのが「意外だった」という声も寄せられています。
ユーザーコメント
- イメージと役柄が合っていて演技が良かった。(40代女性/千葉県/その他)
- 意外にもオタクの学の役にはまっていたので(60代男性/静岡県/その他)
- 演技力のある俳優だと思った。(40代男性/東京都/不動産)
- オドオドした感じがよかった(50代男性/大阪府/建設コンサルタント)
3位:『ドラゴン桜 第2シリーズ』(14.6%)
3位にランクインした『ドラゴン桜 第2シリーズ』は2021年にTBSで放送されたドラマで、前作の16年後を描いた続編となります。三田細房のマンガが原作で、阿部寛演じる元暴走族の弁護士・桜木健二が、経営破綻寸前で偏差値は32という龍海学園から東大への合格者を輩出するため、生徒たちと奮闘するドラマです。
佐野勇斗が演じる米山圭太は、かつての桜木の教え子で、東大を目指すも失敗し2浪の末合格した経緯がある人物。何かの目的をもって行動している様子が描かれており、ミステリアスな役どころで存在感を示しました。
アンケートでは「演技力が抜群」「脇役だが味のある演技」などの声が寄せられています。また、「キャラクターを上手く演じていた」などのコメントもあり、原作や前作を知るユーザーからも好評を得ているようでした。
ユーザーコメント
- 演技力抜群の俳優さん(60代男性/三重県/流通・チェーンストア)
- 脇役だが味のある演技が魅力的(40代男性/千葉県/サービス(その他))
- キャラクターを上手く演じており、ドラマを面白くしていた(40代女性/愛知県/食品)
- 多彩な演技ができる俳優(40代男性/大阪府/設計)
4位:『TOKYO MER 〜走る緊急救命室〜』(9.4%)
4位には2021年にTBSで放送された『TOKYO MER 〜走る緊急救命室〜』がランクインしました。同作は鈴木亮平が演じる主人公・喜多見幸太らが所属する救命救急チーム"TOKYO MER"が事故・災害・事件の現場へと駆けつけ、患者の命を救うべく奮闘する物語です。
佐野勇斗が演じたのは、"TOKYO MER"にて臨床工学技士・救命士を務める徳丸元一。機械や車を整備している時間が何よりも楽しみというメカオタクで、一流の医師と一流の医療機器、そして一流の技士が一体となって初めて最高の医療体制が完結する、という信条を持っている人物です。
アンケートでは、「キャラをしっかり演じていた」「光る演技」など演技力について触れたコメントが多く見られました。「まだまだ伸びしろを感じた」など、これからの活躍に期待する声も寄せられています。
ユーザーコメント
- 役にピッタリはまっていて良かった(60代女性/栃木県/その他)
- 光る演技でまだまだ伸びしろを感じた(40代男性/兵庫県/その他)
- 派手な見せ場は少なかったですが、縁の下の力持ちとしてMERのメンバーをしっかりとサポートする印象が強かったです。ドローンを操る特殊能力は機械オタクのキャラをしっかりと演じていました。(50代男性/富山県/その他)
5位:『真犯人フラグ』(7%)
5位には、2021年から日本テレビにて放送された『真犯人フラグ』が選ばれました。西島秀俊演じる相良凌介が、妻子が行方不明になった事件の真犯人ではないかという疑いをかけられ、壮絶な戦いを余儀なくされるストーリーです。
佐野勇斗は凌介の娘・相良光莉の交際相手である橘一星を演じました。大学生にしてITベンチャーを立ち上げた若手実業家で、凌介と共に失踪した家族を探します。
アンケートでは、佐野勇斗の活躍やキャラクターとしての魅力に触れるコメントが寄せられています。「このドラマで知り、注目していきたいと思った」というコメントもあり、佐野勇斗の俳優としての魅力を語る一作と言えるかもしれません。
ユーザーコメント
- いいキャラ演じてました(40代男性/茨城県/通信関連)
- 佐野君の活躍が堪能できたから(60代男性/東京都/教育)
- このドラマで知ったのですが、これから注目していきたいと思いました。(50代男性/千葉県/人材派遣・人材紹介)
6位:『砂の塔〜知りすぎた隣人』(4.9%)
6位は、2016年にTBSで放映された『砂の塔〜知りすぎた隣人』。きらびやかなタワーマンションを舞台に、セレブ妻たちの内に潜む醜い虚栄心や悪意、次々と起こる連続幼児失踪事件を描いた本格サスペンスドラマです。4年ぶりのドラマ主演となった菅野美穂が主人公・高野亜紀を演じており、松嶋菜々子やEXILE/三代目 J Soul Brothersの岩田剛典など豪華キャストが勢ぞろいしました。
佐野勇斗が演じた高野和樹は、高校1年生になる亜紀の長男。母である亜紀の手伝いを進んで行い、年の離れた妹・そらを可愛がる物静かで心優しい少年ですが、ストーリーが進むにつれ別の顔が明らかになっていきます。そんな複雑な役どころを、当時18歳だった佐野勇斗が好演しました。
アンケートでは、「初めて彼を観たのがこの作品」「印象的だった」などの声が寄せられており、彼の注目度が上がった作品の1つと言えそうです。
ユーザーコメント
- 初めて彼を観たのがこの作品。とても演技が上手だと思う(50代男性/神奈川県/海運・鉄道・空輸・陸運)
- 印象的な役柄だったから。(40代男性/愛媛県/農業協同組合(JA金融機関含む))
7位:『賭ケグルイ双』(4.2%)
7位には、河本ほむら原作、斎木桂作画のマンガをドラマ化した、Amazon Prime Video オリジナル作品『賭ケグルイ双』がランクインしました。政財界の子女が多数集いながら、ギャンブルの強さで評価が決まる私立百花王学園を舞台に、森川葵が演じる早乙女芽亜里がJKギャンブラーとして覚醒する姿を描いた『賭ケグルイ』の前日譚です。
同作で佐野勇斗は生徒会会計・壬生臣葵を演じました。イカサマを見破るなど切れ者ぶりを発揮しますが、冷徹な一面も持ち合わせたキャラクターを好演しており、アンケートでも欺き合いや賭け事に赴く演技を高く評価するコメントが寄せられました。
ユーザーコメント
- キャラの声や人相がマッチしていてのめり込む(30代男性/愛知県/輸送用機器(自動車含む))
- 学生ながら人との賭け事や欺くさまがよく演じられており面白い(50代男性/大阪府/流通・チェーンストア)
8位:『カンナさーん!』(3.5%)
8位には、2017年にTBSで放映された火曜ドラマ『カンナさーん!』が選ばれています。深谷かほるによる同名マンガをドラマ化した作品で、自由奔放な夫や姑、理不尽な会社の上司などに振り回されながらも、ハッピーに生きる主人公・カンナを渡辺直美が演じています。佐野勇斗は同作にカフェ店員役として出演、短い出番ながらも話題を呼びました。
アンケートには演技力の高さやハマり役具合を称賛する声が寄せられ、この頃から光るものがあったことが伝わってきます。
ユーザーコメント
- はまり役でしたので!(50代男性/石川県/鉱業・金属製品・鉄鋼)
9位:『就活タイムカプセル』(3.1%)
9位には、佐野勇斗が主演を務めた『就活タイムカプセル』がランクインしました。TBSで2022年に放送されたこの作品は、就活で連戦連敗中の主人公・朝井拓真が掘り起こしたタイムカプセルに時空を超える力が宿り、10年後の自分と文通ができるようになるというストーリー。主演した本人は「『自分が本当にやりたいこと』に正面から向き合い、答えを見つけていくお話」と評しています。
9位:『嘘喰い -鞍馬蘭子篇/梶隆臣篇-』(3.1%)
同じく9位には、2021年のdTVオリジナルドラマ『嘘喰い -鞍馬蘭子篇/梶隆臣篇-』が選ばれました。迫稔雄原作のマンガ『嘘喰い』を実写化した、天才ギャンブラー・斑目貘が史上最恐のデス・ゲームを繰り広げる同名映画の数日後を描いたドラマ作品です。
本編では、劇場版の主人公・班目貘(横浜流星)の相棒である梶隆臣(佐野勇斗)と、劇場版のヒロイン・鞍馬蘭子(白石麻衣)を主人公とした2つのストーリーを展開。佐野勇斗は、過去に自分を捨てた母親と対峙する姿や幼馴染とのロマンスなど、映画とはまた違った梶隆臣の姿を表現しています。
まとめ:朝の連ドラに出演中! 佐野勇に注目!
「M!LK」としてのアーティスト活動はもちろんのこと、数々のドラマ・映画への出演、NHKの朝ドラへの抜擢と、俳優としてもめきめきと頭角を現している佐野勇斗。今回のアンケートでは、どの作品にも演技力の高さを評価する声が寄せられており、どんな役柄にも自然に入り込み、演じ分けられる器用さが人気に繋がっていることがうかがえました。
実力派の俳優陣との共演も多いため、さまざまな経験を積んでこれからさらに演技を磨いていくことでしょう。若くしてその実力を発揮している佐野勇斗の活躍に注目です。
調査時期:2024年11月7日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 男女合計504人
調査方法:インターネットログイン式アンケート