山﨑賢人は、1994年生まれで東京都出身の俳優です。中学3年生のときに竹下通りでスカウトされ、スターダストプロモーションに所属しました。2010年2月号から雑誌『ピチレモン』のモデルとして活躍。2010年にテレビ朝日の『熱海の捜査官』で初出演・俳優デビュー。2016年には第39回日本アカデミー賞新人俳優賞、2018年第98回ドラマアカデミー賞主演男優賞と日本人初のアジアベスト俳優賞を、2024年にはこちらも日本人初の「ニューヨーク・アジアン映画祭」The Best from the East Awardと、日本だけでなく世界的な評価も高い俳優です。

今回はマイナビニュース会員506人に山﨑賢人が出演する好きな映画について聞きました。その結果をランキング形式でご紹介します。

  • ※画像はイメージです

山﨑賢人ランキング

山﨑賢人「好きなキャラクター」をマイナビニュース会員506名に聞きました。

  • 1位:『キングダム』シリーズ(2019年、2022年、2023年、2024年、主演・信 役)(38.7%)
  • 2位:『ゴールデンカムイ』(2024年、主演・杉元佐一 役)(10.4%)
  • 3位:『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』(2017年、主演・東方仗助 役)(5.8%)
  • 4位:『四月は君の嘘』(2016年、主演・有馬公生 役)(5.1%)
  • 5位:『リアル鬼ごっこ3』(2012年、主演・スグル 役)(4.4%)
  • 6位:『今日、恋をはじめます』(2012年、長谷川西希 役)(3.4%)
  • 7位:『ヲタクに恋は難しい』(2020年、主演・二藤宏嵩 役)、『陰陽師0』(2024年、主演・安倍晴明 役、『斉木楠雄のΨ難』(2017年、主演・斉木楠雄 役)(2.7%)
  • 10位:『氷菓』(2017年、主演・折木奉太郎 役)、『ヒロイン失格』(2015年、寺坂利太 役)(2.4%)
  • 12位:『羊と鋼の森』(2018年、主演・外村直樹 役)、『L・DK』(2014年、久我山柊聖 役)(2.2%)
  • 14位:『劇場』(2020年、主演・永田 役)、『orange オレンジ』(2015年、成瀬翔 役)(1.9%)
  • 16位:『一週間フレンズ。』(2017年、主演・長谷祐樹 役)(1.7%)
  • 17位:『管制塔』(2011年、主演・藤田駈 役)(1.5%)
  • 18位:『麒麟の翼 〜劇場版・新参者〜』(2012年、杉野達也 役)、『オオカミ少女と黒王子』(2016年、主演・佐田恭也 役)、『狂武蔵』(2020年、忠助 役)、『Another』(2012年、主演・榊原恒一 役)(1.2%)
  • 22位:『ジンクス!!!』(2013年、野村雄介 役)、『映画 妖怪ウォッチ 空飛ぶクジラとダブル世界の大冒険だニャン!』』(2016年、エンマ大王 役)、『二ノ国』(2019年、 主演・ユウ 役)(0.7%)
  • 25位:『ポエトリーエンジェル』(2017年、説明会に参加した男 役/友情出演)(0.5%)
  • 26位:『夏への扉 キミのいる未来へ』(2021年、主演・高倉宗一郎 役)(0.2%)

続いてはトップ10までの作品概要と、アンケート回答者のコメントを一部紹介します。

1位:『キングダム』シリーズ(2019年、2022年、2023年、2024年、主演・信 役)(38.7%)

1位はシーズン4まで公開されている映画『キングダム』(38.7%) が獲得。原作は中国春秋戦国時代を舞台にした原泰久の漫画『キングダム』。2019年公開の邦画実写作品における興行収入1位を記録した作品です。山﨑賢人は、戦災孤児から天下の大将軍になることを目標に掲げる主人公・信を好演しました。

アンケートでは、「パワフルでワイルドな演出力が作品のスタイルにあっていて主演力もある人」という評価に加え、「かっこよくきれきれのアクションが良かった」という声や「スケールの壮大さに圧倒された」など、作品に対する好感のコメントも寄せられました。

ユーザーコメント

  • アクションシーンがとても良い(40代女性/岡山県/その他)
  • キングダムを今から5年前に初めて見てから大ファンになり、今回が4作目になりますが豪華キャストにより迫力ある作品でとても満足しました。(50代男性/山口県/その他)
  • 苦しい育ちの中で力強く成長したたくましさがいいと思った。パワフルでワイルドな演出力が作品のスタイルにあっていて主演力もある人だと感じます。きりっとしたアジア人らしい顔立ちもかっこいいと思いますし、作品のスタイルにもよくマッチしていると思う。今後も様々な作品において活躍を期待している。(30代男性/佐賀県/鉱業・金属製品・鉄鋼)

2位:『ゴールデンカムイ』(2024年、主演・杉元佐一 役)(10.4%)

シリーズ累計2700万部突破のベストセラー漫画を実写化した映画『ゴールデンカムイ』(10.4%)が2位を獲得。激動の明治末期の北海道を舞台に、アイヌの莫大な埋蔵金を巡る一攫千金ミステリーと、魅力的なキャラクターによるサバイバル・バトルアクション映画です。

山﨑賢人は、日露戦争でめざましい武功をあげ、その闘いぶりから「不死身の杉元」と呼ばれる元陸軍兵の主人公・杉元佐一を熱演しました。

アンケートでは、「原作のキャラクターとイメージが合っていた」という声や「キャラクターを再現できていた」など原作と比べてのコメントも寄せられました。

ユーザーコメント

  • 原作に近い。とてもかっこよかった(60代女性/奈良県/その他)
  • とにかくかっこいいです。ワイルドで彼の本来の姿とは全く違うイメージでしたが、それはそれで良いと思います。色んな役が出来る俳優だと証明できた作品だと感じました。(50代男性/東京都/その他)
  • ゴールデンカムイが好きだから。(20代男性/群馬県/その他)

3位:『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』(2017年、主演・東方仗助 役)(5.8%)

2017年に公開された映画『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』(5.8%)が3位を獲得。舞台の街「杜王町」では、奇妙な出来事が次々と起きていた。主人公の東方(山﨑賢人)は、“スタンド“と呼ばれる特殊能力を持ち、壊れたものや怪我を治すことができた。次々に起こる一連の事件が、別のスタンドを使う者たちの仕業だと知った東方は、町を守るために立ち上がり奮闘する物語です。

山﨑賢人は、触れたものを治すスタンド「クレイジー・ダイヤモンド」を使う主人公・東方仗助として出演。アンケートでは、「アクティブなイメージに合っていた」という声や「ヤンキー風の学ランがとても似合っていて、かっこよかった」などのコメントが寄せられました。

ユーザーコメント

  • “漫画作品実写化” と言えば、山崎賢人さん。 様々な作品の主人公を演じていらっしゃいますが、現在の活躍の原点でもあるのは「ジョジョの奇妙な冒険」だと思うので。(50代女性/神奈川県/医療・福祉・介護サービス)
  • ヤンキー風の学ランがとても似合っていて、かっこよかったから。(30代女性/東京都/その他)
  • アクティブなイメージに合っていたから。(30代女性/徳島県/金融総合グループ)

4位:『四月は君の嘘』(2016年、主演・有馬公生 役)(5.1%)

2014年にはアニメ化され、2016年に公開された映画『四月は君の嘘』(5.1%)が4位を獲得しました。天真爛漫なバイオリニスト・宮園かをりを演じた広瀬すずとのW主演で、山﨑賢人は母の死をきっかけにピアノが弾けなくなってしまった天才ピアニストの少年・有馬公生をつとめました。自由かつ楽しげな演奏を行うかをりとの出会いをきっかけに、様々な思い出に再び向き合い再生していく姿を描いた物語です。

アンケートでは、「非常に感銘し、面白くて夢中になった」という声や「広瀬すずとの微妙なやり取りが良かった」と、共演者とコンビの描写が良かったという声も寄せられました。

ユーザーコメント

  • 「キングダム」でとてつもなく有名だが、自分としては「四月は君の嘘」で有馬公生を演じた山崎賢人が一番印象に残っているし一番好きだ。広瀬すずとの微妙なやり取りが好きだった。(60代男性/神奈川県/建設・土木)
  • 広瀬すずとお似合いだった(60代男性/愛知県/その他)
  • おもしろくて、かっこよかった。ぴったりだった。(30代女性/茨城県/医療・福祉・介護サービス)

5位:『リアル鬼ごっこ3』(2012年、主演・スグル 役)(4.4%)

山田悠介の同名ベストセラーをもとにした映画『リアル鬼ごっこ』の第3作目で、2012年に公開された『リアル鬼ごっこ3』(4.4%)が5位にランクインしました。

山﨑賢人演じる主人公・スグルの通う学校は、ある日リアル鬼ごっこの対象に。スグルが陸上部からドロップアウトしたことで険悪になった友達・オンジ(岸田タツヤ)と、いじめられっこの女子・リノ(山谷花純)とともに、血液型B型をターゲットとする鬼に捕まらないよう逃亡する。

アンケートでは、「役がいつもと違って印象的だった」という声や「この作品はホラーの要素があり名作」など、作品自体のファンからのコメントも寄せられました。

ユーザーコメント

  • ストーリーが面白かった(40代男性/神奈川県/ソフトウェア・情報処理)
  • 死がつきまとうゲームの中で孤独な闘いがテンポよくすすんで引き込まれた。(50代女性/鹿児島県/繊維・アパレル)
  • 役がいつもと違って印象的だった(50代男性/神奈川県/ソフトウェア・情報処理)

6位:『今日、恋をはじめます』(2012年、長谷川西希 役)(3.4%)

第6位は武井咲と松坂桃李主演の映画『今日、恋をはじめます』(3.4%) が獲得。原作はアニメ化もされた水波風南の人気漫画で、映画は2012年に公開されました。真面目で勉強だけが取り柄の女子高生・日比野つばき(武井咲)は、高校の入学式当日、成績トップで学校一のイケメン・椿京汰(松坂桃李)と隣の席に。ファーストキスを突然奪われ怒るつばきですが、次第に京汰に惹かれていくシンデレラストーリーです。

山﨑賢人は、主人公京汰の親友である長谷川西希を演じました。つばきの妹・さくらに想いを寄せ、積極的なアプローチを仕掛ける様子に、「かっこかわいかった」という声や「恋愛ネタが良く似合うから」などのコメントが寄せられました。

ユーザーコメント

  • ストーリー自体を気に入ってるから。(20代女性/大阪府/繊維・アパレル)
  • 好きなマンガだったから。(20代女性/群馬県/教育)

7位:『ヲタクに恋は難しい』(2020年、主演・二藤宏嵩 役)(2.7%)

『ヲタクに恋は難しい』(2.7%) が7位を獲得。こちらもアニメ化されている漫画が原作で、福田雄一監督がメガホンをとり2020年に公開されました。隠れ腐女子のOL・桃瀬成海(高畑充希)は、重度のゲームオタクで幼なじみの二藤宏嵩(山﨑賢人)と転職先の会社で出会う。「ヲタバレ」を恐れる隠れ腐女子の成海は、ヲタク仲間の宏嵩の前では本当の自分をさらけ出せて……そんな2人の不器用な恋模様を描いたストーリーです。

「元々原作を読んでいて大好きだった」と根強いファンのいる作品ですが、山﨑賢人が演じたルックスが良く仕事ができるゲームオタク・二藤宏嵩には、「イケメンのルックスからオタク役が似合っていた」などのコメントが寄せられました。

ユーザーコメント

  • イケメンのルックスからオタク役が似合う印象があり、見たことのある映画であった(40代男性/神奈川県/ソフトウェア・情報処理)
  • 元々原作を読んでいて大好きだったから(40代女性/大阪府/その他)
  • おもしろい内容だったから(50代男性/静岡県/医療・福祉・介護サービス)

7位:『陰陽師0』(2024年、主演・安倍晴明 役)(2.7%)

2024年に安倍晴明生誕1100年記念作品として公開された『陰陽師0』(2.7%) が同率7位を獲得。これまで度々映像化されている夢枕獏の小説シリーズ『陰陽師』を原作とした、安倍晴明の青年時代を描いたオリジナルストーリーの作品です。

山﨑賢人は、天才と呼ばれるほどの呪術の才能を持っているにもかかわらず、陰陽師そのものに興味を抱かない若き安倍晴明を好演。アンケートでは、「安倍の清明の雰囲気が良かった」という声や「陰陽師がよく役柄にはまっていた」など山﨑賢人の役に対するコメントが特に多く寄せられました。

ユーザーコメント

  • いろんな方が陰陽師の役をされてるが、それぞれの感じが違うので山崎くんのも好き(30代女性/大阪府/その他)
  • 安倍の清明の雰囲気が良かったです(60代男性/奈良県/その他)
  • 夢枕獏の原作が好きなので(60代男性/和歌山県/その他金融)

7位:『斉木楠雄のΨ難』(2017年、主演・斉木楠雄 役)(2.7%)

「週刊少年ジャンプ」連載の同名漫画を原作として、2017年に公開された映画『斉木楠雄のΨ難』(2.7%) も7位を獲得。普通の生活を望む超能力者の高校生・斉木楠雄と同級生たちの高校生活を描いたギャグマンガで、山﨑賢人はクールかつ冷徹でも、根は健気で心優しい性格の持ち主の主人公・斉木楠雄を演じました。

アンケートでは、「山崎さんのキャラクターと斉木のキャラと合っていた」という声や「イメージと違う役柄でもとても上手だった」などのコメントが寄せられました。

ユーザーコメント

  • 漫画を読んでいて、実写化も楽しかった。(60代男性/宮城県/建設・土木)
  • 山崎さんのキャラクターと斉木のキャラと合っていてよかったですね(40代男性/静岡県/ソフトウェア・情報処理)
  • 物語自体原作の漫画に忠実でキャラクター達の配役もはまっていたので。何より笑いながら見れる映画だったので。(50代男性/熊本県/専門店(電気機器関連))

10位:『氷菓』(2017年、主演・折木奉太郎 役)(2.4%)

2017年公開の映画『氷菓』(2.4%)が10位を獲得。アニメ化、漫画化もしている米澤穂信の推理小説『<古典部>シリーズ』第1作を原作とした実写映画作品で、高校の古典部メンバーが学園で起こる不思議な謎を解き明かしていく青春学園ミステリー。

ヒロイン・千反田えるを演じる広瀬アリスと、すば抜けた分析力を有する主人公・折木奉太郎を演じる山﨑賢人のW主演作品で、学園の謎を次々と解いていく姿は特に見ものだそう。

アンケートでは、「サスペンスと日常のバランスがよかった」という声や「役にぴったりな演技だった」など作品や役も推すコメントが寄せられました。

ユーザーコメント

・最近、青春物の映画はすくないし、今では昔を感じさせるドラマとしていいなぁと思う(60代男性/徳島県/その他) ・役にぴったりな演技だった(40代男性/奈良県/サービス(その他)) ・サスペンスと日常のバランスがよかった(50代男性/岐阜県/建設・土木)

10位:『ヒロイン失格』(2015年、寺坂利太 役)(2.4%)

同率10位は、2015年公開、幸田もも子による漫画を原作とした映画『ヒロイン失格』。主人公の高校生・松崎はとり(桐谷美玲)が、思いを寄せる幼馴染・寺坂利太(山﨑賢人)と、はとりにアプローチしてくる学校一のモテ男・弘光廣祐(坂口健太郎)との三角関係に揺れ動くラブコメ作品です。

この作品でクールな幼馴染・利太を演じた山﨑賢人には、「若いながら演技に惹かれた」「桐谷美玲との関係性が面白い」といったコメントが寄せられました。

ユーザーコメント

  • 当時、若いながら演技に惹かれた(50代男性/山口県/輸送用機器)
  • 桐谷美玲との関係性が良かった。ラブコメで面白かった。(40代男性/千葉県/医療・福祉・介護サービス)

まとめ:話題の漫画原作への出演も多数! 山﨑賢人の出演作品に注目!

山﨑賢人は、かっこいいルックスだけではなく演技力の高さと役のハマり具合で、視聴者からの支持を集めています。実際にアンケートでは、かっこよくきれきれのアクションが良かった・イメージが合ってたなどの演技力やカッコよさを推す声がどの作品のコメントでもあり、その人気ぶりが明らかになりました。

2025年1月には主演映画『アンダーニンジャ』の公開、また今回ランキングで1位を獲得した映画『キングダム』続編の情報も出ており、今後も注目したい俳優です。

調査時期:2024年11月8日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 男女合計506人
調査方法:インターネットログイン式アンケート