言葉は言霊(ことだま)といって、話す言葉に力が宿り、物事を実現させる力が秘められているといわれています。金運に強いであろうお金持ちが実際に会話する時に気をつけていることを紹介します。

言葉は言霊(ことだま)といって、話す言葉に力が宿り、物事を実現させる力が秘められているといわれています。ならば、言葉の力を借りて金運アップもできるのではないでしょうか?

ここでは、金運に強いであろうお金持ちが実際に会話する時に気をつけていることを紹介します。お金持ちのマネをして、金運を引き寄せてみましょう!

◆運の良い人は、ポジティブワードを使う

金運アップができる人とは、すなわち運の良い人のことです。基本的に運が良い人が口にする言葉は、ポジティブワードがほとんどです。

人間ですから、日々の生活の中で怒りたくなったり、愚痴を言いたくなったりすることはあります。

とはいえ、ただ怒る、愚痴を言うのではなく、実際に起こったネガティブなことに対して、事実のみを口にします。

それは、ネガティブな言葉を話すと、運を逃してしまうことを知っているからなのです。

運の良い人は、意識してポジティブな言葉を使っています。嫌なことがあったら、「さあ、気持ちを切り替えよう」「次は良いことがあるかも」などと、みんなが心の中で思っていることを、わざと口にします。

自分の意識からネガティブな意識を消すよう、ポジティブな言葉を使っているのです。

◆お金持ちが会話に出さないことってなに?

お金持ち、いわゆるセレブといわれている人の会話の内容は、仕事の話はもちろんのこと、趣味の話、おいしいレストランの話、演劇の話など、いろいろです。

私たちの多くが口にしてしまいがちな、「お金がない」「宝くじが1億円当たったら○○したい」などの、ネガティブ&空想の話はしません。

もちろん、お金持ち、セレブの人も、お金の話が大好きな人は多いのですが、「為替はどう動くと思う?」や「良い投資先ってどこか知っている?」など、実際に起きている現実的な話や前向きな話題が中心です。また、「今後、○○のビジネスを考えているんだ」など、具体的かつ自分の力で実現可能な構想についての会話をすることも特徴的です。

金運アップを目指すなら、運を味方につけることが大切です。

意識してポジティブな言葉を使う、空想の話ではなく具体的な構想や目的について話す(その時点でお金がなくてもOK)ようにしましょう。

特に、「お金があったら、宝くじに当たったら○○したい」という言葉は、お金がないと宣言しているようなもの。

言葉には言霊が宿ります。普段使う言葉に気を付けてみましょう。

文:飯田 道子(ファイナンシャルプランナー)

金融機関勤務を経てFP(CFP、1級FP技能士)を取得。独立系FPとして、各種相談業務やセミナー講師、執筆活動などを行っている。金運アップやポジティブお金など、カラーセラピーと数秘術を取り入れたアドバイスも得意。

文=飯田 道子(ファイナンシャルプランナー)