北大阪急行電鉄は、「POLESTAR II」の愛称を持つ9000形のうち、「竹林」をモチーフにラッピングを施した9003編成について、2025年から9001・9002編成の同様のデザインで営業線を走行する予定と発表した。9004編成も今後、9001・9002編成と同様のデザインにするという。

  • 「竹林」をモチーフにラッピングを施した9003編成。2025年から9001・9002編成と同様のデザインに

9000形「POLESTAR II」は2014年4月にデビュー。最初に導入した9001編成の外観は「無塗装ステンレスを用い、先頭部は光によるリフレクション効果を取り入れた立体感あるデザイン」とされ、続いて導入した9002編成も同様のデザインとなった。3次車として2016年2月に導入した9003編成から、「緑地公園以北の沿線風景として馴染みがある」という「竹林」をモチーフとしたデザインに変更。続いて導入した9004編成もこのデザインを採用している。

2023年、箕面萱野~千里中央間の開業を前に9000形増備車(3編成)を順次導入。9000形増備車は「箕面ラッピングトレイン」として登場し、9005編成に「ゆずるとモミジーヌ仲良しトレイン号」、9006・9007編成に「箕面四季彩もみじ号」の愛称が付けられた。

9000形は現在、計7編成が活躍中。このうち「竹林」をデザインしたラッピングの9003・9004編成について、2025年以降に9001・9002編成と同様のデザインで運行する予定となった。