高木豊、新庄監督が日ハム選手に期待することを推察「形になってきたはいいけど…」

元プロ野球選手で野球解説者の高木豊氏が10月28日、YouTubeチャンネル『高木 豊 Takagi Yutaka』で公開された動画「【日本ハム】新庄監督がドラフト後続投を発表!!”来年はかなり厳しくなる! その理由は…”新庄監督に求めることを語ります!」に出演。日本ハム・新庄剛志監督が選手たちに期待することを推察した。

新庄剛志監督が選手に期待することは?

就任3年目となる今シーズン、前年度の最下位から2位に大きく躍進した日本ハム。来季について、スタメンは固定化されるのかという問いに、高木氏は「新庄監督の頭の中では固定はしたいと思ってるはず」と前置きしつつ、「でも、固定するほど絶対的な信頼がまだない。『絶対的な信頼がない限り固定は作らないよ』『だから油断するな』っていうようなメッセージじゃないのかなと思うけどね」と推察した。

また、育てたい選手は誰かとの質問には、「それはもう万波だってそうだし、清宮だってそうだし、田宮だってそうだし、『まだまだこのレベルで喜んでる場合じゃないよ』っていう」「確かに形になってきたはいいけど、新庄監督が求めてるような隙のない選手じゃないよ、まだまだ隙だらけだよって。だから、もっともっといける、高いレベルを彼は望んでるしね」と、万波中正や清宮幸太郎、今季ブレイクした田宮裕涼の名前を挙げ、「あそこで打ったから守ったからってそんなんじゃない。球界を席巻するようなチームであれ、押しも押されぬ王者になれ、というようなことだと思う」と持論を述べていた。