◆ 「ドジャースの代表としてもらった」
現地時間21日、MLB機構が2024年シーズンのMVPを発表。ナショナル・リーグはロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手(30)が選出された。
大谷は真美子夫人、愛犬のデコピンと共に『MLBネットワーク』内の番組に出演。ドジャース移籍1年目、歴史的なシーズンのMVP受賞について問われ、「本当にドジャースの一員として、代表して(MVPを)もらったと思っているので。それぐらい皆で掴み取った。シーズンもそうですし、ポストシーズン、ワールドシリーズもそれぐらい皆で掴み取ったものだと思っています」を喜びを語った。
エンゼルス時代の2021年、2023年には投打二刀流でMVPを受賞。今季は打者専念でのシーズンとなった。何か特別なことを成し遂げないとMVPを取れないと思っていたのではないか、と今季の心境について問われると、「MVPを取りたいなという感じでシーズンには入っていないので。本当にドジャースという新しいチームに来て、早くチームの一員としてファン、チームメイトに認められたいな、という思いで特に前半戦はやっていました」と振り返った。
今季のMVPシーズンで一番誇りに思っていることについては、「やっぱりワールドシリーズで勝てたというところが、一番目指していたところではあるので。(MVPは)僕がシーズンの代表としてもらった賞だと思っているので、また来年も引き続きチーム皆で頑張れるように。今リハビリしているので、また復帰してシーズン頑張りたいなと思っています」と答えた。
今季は前人未到の「50-50」達成に加え、本塁打と打点のリーグ2冠を獲得。キャリア初のワールドシリーズ制覇を果たした。次はサイ・ヤング賞獲得を目指すのか、と来季の目標について問われると、「そうなれたらもちろん最高。まずは復帰して、もう一回、さらに強くなったパフォーマンスを出して、自信をもってマウンドに上がるのが目標かなと思っています」とコメント。二刀流復帰へ期待のかかる来季に向けて意気込んだ。