AOKIは、ジャケットを着用する機会のある20代~40代の女性1,002人を対象に、インターネットを通じて「働く現代女性のワークライフバランスにおける実態調査」を行った。
「働く女性のワークライフバランスにおける実態調査」によると、約60%の方が「仕事とプライベート、どちらも充実させたい」という回答がもっとも票を集める結果となった。
仕事とプライベート、どちらも充実することを理想とする人の増加から、ますますワークライフバランスを重視した働き方や暮らし方が求められていくことが伺える。仕事における女性の活躍領域の広がりとともに、仕事への充実感を求める人が増えていると仮定できる。
現状よりもワークライフバランスが向上したら、「仕事で取り組みたいこと」「プライベートで時間を使いたいこと」をそれぞれ調査したところ、仕事における第1位は「仕事を楽しむことを大切にしたい」、2位が「新たなスキルを習得しキャリアアップを目指したい」、3位「現在のキャリアを見つめ直したい」という順になった。
プライベートでは、第1位「なにもせずリラックスしたい」、2位「趣味に没頭したい」、3位「旅行やアウトドアを楽しみたい」という結果になった。
このことから、仕事を楽しむことを大切にするポジティブな思考や、スキルアップやキャリアの見直しなど、現状をより良い方向へと改善することや、上昇志向がさらに強まるといった傾向が読み取れる。プライベートにおいては心身を労わるような、セルフケアに繋がる欲求に票が集まった。
「仕事時間」の確保においては、「働く時間の拘束」「通勤時間の長さ」「家事負担(料理・洗濯など)」 が上位の障壁となり、「プライベート時間」の確保では「仕事の疲労」「経済的な制約」「心の余裕の欠如」が主要な課題として挙げられた。
特に、働く時間や通勤時間など、個人では管理しにくい要因が多い中で、日々の家事に費やす時間は、効率化に繋がるアイテムを活用することで短縮することが可能と考えられる。
上記の調査結果を受け、ジャケジョ研究所では現代女性が日常的に多くの時間を費やしている家事(料理と洗濯)の中でも「服装ケア」に着目し、その実態を明らかにする。調査では、約62%の女性が「仕事で着用する衣類の服装ケアを効率化したい」と回答。働く女性にとって、頻繁に必要となる仕事着の“服装ケア”は、さらなる時短が可能な家事といえる。
働く女性の多くが、日々の“服装ケア”を効率化したいと考えている中、「仕事で着用する衣類のお手入れにおいて効率化したいこと」を調査した結果、第1位「アイロンがけ」、2位「シワ取り」、3位「におい取り・消臭」という結果になった。
特に「シワ」に関連するケアが上位を占めたことから、ビジネスシーンでの好印象や清潔感、きちんと感を重視する女性の高い関心が伺える。“服装ケア”は、忙しい女性にとっても欠かせない重要な要素であり、効率化が求められている。