侍ジャパンの坂倉将吾(左)と小園海斗(右)

ラグザス presents 第3回WBSCプレミア12

○ 侍ジャパン 9 - 1 米国 ●

<11月21日 東京ドーム>

 21日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイタースペシャル WBSCプレミア12 スーパーラウンド 日本-アメリカ戦』で解説を務めた谷繁元信氏が、坂倉将吾(広島)が同点打、小園海斗(広島)が勝ち越しの2点適時三塁打、3ラン、2ランと7打点と、“広島勢”の活躍を喜んだ。

 0-1の5回一死一、二塁で坂倉が、左のトンプソンが3ボール1ストライクから投じた5球目の同点の適時二塁打。谷繁氏は「ストレートをうまく捉えて、芯に当たりすぎてドライブがかかりすぎてファウルになるかなと思ったんですけど、ファウルにならずに良かったですね」と振り返った。

 なお、二死一、三塁と好機が続き、小園がライト線に勝ち越しの2点適時三塁打。谷繁氏は「インサイドのストレートですけど、コンパクトにその前のボールは結構大振りをして、小園が今年ずっとやっていたようなバッティングですけどね。今のも良いバッティングをしましたね」と評価した。

 3-1の7回一死走者なしから坂倉、桑原将志の連続死球で一、二塁とすると、小園が制球に苦しむミルズが3ボール1ストライクから投じた5球目のストレートを振り抜くと、打球はライトスタンドに放り込んだ。

 谷繁氏は「あれだけ荒れているピッチャーに対して、ストライクが2球目か、それをしっかり捉えたというところがね、ナイスバッティングでしたね」とコメント。

 谷繁氏は広島勢の活躍に、小園の3ラン後には「今日の(ここまでの)6打点は全部広島勢、いいですね!」と話した。

 勢いの止まらない小園は7-1の8回二死一塁の第4打席、ビューが1ボールから投じたストレートをライトスタンドへこの日2本目の本塁打。

 谷繁氏は小園の2本目の本塁打に「打った瞬間でしたね。どうしたんだろう、小園。来年に繋がるようないい内容です」と目を細めた。

(ニッポン放送ショウアップナイター)