ラグザス presents 第3回WBSCプレミア12
○ 侍ジャパン 9 - 1 米国 ●
<11月21日 東京ドーム>
第3回WBSCプレミア12のスーパーラウンドが東京ドームで開幕。オープニングラウンド・グループBを5戦全勝で突破した野球日本・侍ジャパンは、スーパーラウンド初戦で米国に快勝。今大会無傷の6連勝で、国際大会は破竹の25連勝となった。
侍ジャパン打線は米国先発の44歳左腕・ヒルの前に4回まで1安打無得点。それでも1点を先制された直後の5回、一死から7番・源田(西武)、8番・佐野(DeNA)の連打で一、二塁の好機作ると、9番・坂倉(広島)が右翼線突破の適時二塁打を放ち1-1の同点に追いついた。
なおも一死二、三塁の好機で1番・桑原(DeNA)は一ゴロ。三走・佐野が本塁で憤死し二死一、三塁となったものの、2番・小園(広島)が右翼線を鋭く破る2点適時三塁打を放ち3-1と試合をひっくり返した。
7回は一死から連続死球で一、二塁とし、再び小園に快音。米国6番手右腕・ミルズから今大会初アーチとなる右越え3ランを放ち6-1とリードを広げた。8回は1番・桑原(DeNA)の中前適時打で7点目を奪うと、続く小園が2打席連発となる豪快2ランを右翼席上段へ。小園は逆転の2点適時三塁打と3ラン&2ランの2打席連続アーチで計7打点を記録した。
先発・髙橋(中日)は初回に3者連続三振を奪うなど毎回となる8奪三振をマーク。4回2安打無失点の快投で本領を発揮した。5回に2番手の隅田(西武)が先制ソロを浴びたものの、7回以降は北山(日本ハム)、藤平(楽天)、横山(ロッテ)が1イニングずつ無失点。5投手による継投で若手の有望株が揃う米国打線を1得点に抑えた。
侍ジャパンはスーパーラウンドも白星スタートを切り、これで今大会は負けなしの6連勝。22日はオープニングラウンド・グループAを1位で突破し、21日のスーパーラウンド初戦で台湾を2-0で下したベネズエラ代表と対戦する。