JR貨物東北支社仙台総合鉄道部は、東北本線や石巻線での貨物鉄道輸送で活躍し、間もなくJR貨物での全機引退を迎えるディーゼル機関車DE10形を撮影するイベント「ありがとうDE10! 撮影会」を12月15日に開催すると発表した。

  • 「ありがとうDE10! 撮影会」撮影イメージ

イベント当日は第1部(9~12時)・第2部(13~16時)の2回開催。DE10形1591号機(国鉄色)とDE10形1539号機(JR更新色)の展示を予定しており、2機が並んだ状態で撮影できるほか、機関車の起動実演、前部標識灯・後部標識灯・入換標識灯を点灯しての撮影、点検用カバーを開扉しての撮影もできる。リクエストに応える撮影タイム、運転士・検修職員への質問タイムも設けられる。

第1部のみDE10形1591号機の運転台見学を行い、1名につき約2分の見学・撮影が可能。第2部のみの企画として、現役運転士による出区点検等の実演と、DE10形の重連総括撮影(入換作業10分あり)が行われる。会場となるJR貨物の東北支社仙台総合鉄道部は、東北本線の東仙台駅から徒歩約25分(県道8号線経由)、仙石線の小鶴新田駅から徒歩約20分。当日は検修庫北側で受付が行われる。

  • 撮影会で展示予定の機関車

  • 運転台見学イメージ

  • 重連総括時のイメージ

参加費は第1部・第2部ともに3万5,000円。高校生以上限定で、参加者を各部25名募集する。「Peatix」の専用ページにて、11月27日17時30分から申込みを受け付ける。第1部・第2部ともに先着順のため、定員に達し次第、終了となる。