FAを迎えているフアン・ソト

◆ ナ・リーグの強豪もソト争奪戦に参加

 ニューヨーク・ヤンキースからFAとなっているフアン・ソト外野手(26)について、ロサンゼルス・ドジャース、フィラデルフィア・フィリーズ両球団も面談を行う予定であると現地時間19日、米複数メディアが報じた。

 これまでブルージェイズ、レッドソックス、メッツ、今季所属のヤンキースがソトとの面談を終え、ドジャースは同19日に面談予定とされていた。さらに、MLB公式のジョン・ヘイマン記者は6球団目としてフィラデルフィア・フィリーズが面談予定であることを報道。ただ現時点では、いずれの球団も具体的なオファー提示には至ってないと見られている。

 今季のフィリーズはリーグ有数の野手陣を擁して13年ぶりの地区優勝を果たしたが、ポストシーズンでの戦績は年々右肩下がりで今季は地区シリーズ敗退。これまでもブライス・ハーパーやトレー・ターナーら大物FA選手を獲得しており、今オフも争奪戦に加わる姿勢を示している。

 ドミニカ共和国出身のソトは昨季終了後にパドレスからヤンキースへトレード移籍。今季157試合に出場して打率.288、41本塁打、109打点、OPS.988と活躍を見せ、キャリア5度目のシルバースラッガー賞を獲得。球団15年ぶりのアメリカン・リーグ制覇に貢献した。今オフFA市場最大の大物として複数球団の注目を集めている。