コンビニやスーパーの売り場で見かける「プライベートブランド」(PB)商品。同じ売場でその界隈の「定番」と並べられていることもありますよね。「えー、どっちを買うべきなんだろう」って悩んだ経験はありませんか?
そこで、PB商品と「定番」を比較してみようじゃありませんか、という当企画。
第4回となる今回(→第3回)のテーマは、レモン味の「缶チューハイ」です! 2001年に登場し「缶チューハイ市場の転換点になった」とも称される定番「キリン 氷結」(以下、氷結)と、ファミリーマートのPB「スーパーチューハイ レモン」(以降はファミマPB)、西友のPB「贅沢果汁12% レモンチューハイ」(以下では西友PB)の3者を比べてみます。
メーカー
まずはいつものごとく、各商品をどのメーカーが作っているのかを確認しておきましょう。
・氷結 キリンビール
・ファミマPB サントリー
・西友PB 三幸食品工業
サントリーは言わずとしれた洋酒やビール、清涼飲料水の製造・販売を行う企業で、自社ブランドのチューハイだと「-196」が有名ですね。三幸食品工業は広島県にある清涼飲料・アルコール飲料などの製造販売をおこなってる企業で、PB製品の受託製造を長年手掛けています。
価格
・氷結 167円(※ファミリーマートで確認)
・ファミマPB 130円
・西友PB 130円
おおっと、こうして見るとそこまで価格差がありませんね。ファミマPBと西友PBは同額。氷結はPB比約128%となっております。過去事例を見ると、定番がかなり高額になるケースが多かったのですが……これは興味深い。