北海道札幌市の北側に隣接する石狩市(いしかりし)は、日本三大河川の一つである石狩川と石狩川河口を有するまち。開拓時代より石狩に鮭の交易所が作られ、多くの鮭は本州へと輸送されていきました。

鮭の歴史と共に豊かになった石狩市は発展を続け、「開拓使石狩缶詰所」も建設。日本で最初にアメリカ製の製缶機や製造機械を導入し、本格的な缶詰の生産を始めたまちなのだそう。

日本初の缶詰工場として、「イシカリー」というお土産品も開発されており、また、鮭の加工品、事業者がとても多いそうです。

今回紹介するのは、そんな石狩市で9月に開催された「石狩さけまつり」。石狩市の三大秋祭りの一つでもあり、「サケの街石狩」の歴史とともに歩んできた伝統的なお祭りです。

本稿では、マイナビふるさと納税担当者が、気になったイベントとふるさと納税返礼品を紹介していきます。

今回は、石狩市の代表的なイベント「石狩さけまつり」の詳細、返礼品などについて調べてみました!

鮭を存分に堪能! 石狩市のイベント「石狩さけまつり」について

・イベント名:石狩さけまつり
・開催日時:令和6年9月28日(土)、9月29日(日) 9時~16時30分
・開催場所:弁天歴史通り一帯(石狩市弁天町1-1周辺)
・アクセス:札幌市中心部よりおよそ車で1時間半
・参加費:なし

石狩市といえばやはり「鮭」! 秋鮭の季節になると開催される「三大秋祭り」は、昭和31年から始まった伝統のお祭りです。「浜益(はまます)ふるさと祭り」「厚田ふるさとあきあじ祭り」に続き、「石狩さけまつり」は一番の盛り上がりをみせました。

イベント内容は盛りだくさんで、メインは「千人鍋(石狩鍋)」と「鮭のつかみ取り」。「千人鍋(石狩鍋)」は「千人分できるよ! 」ということで、会場では大鍋たっぷりで作られたのだそう。

「鮭のつかみ取り」のために会場の中心に作られた鮭のいけすには多くの鮭が泳いでおり、抽選で当選した人がチャレンジしていました。

あちこちの露店で鮭のグルメが振る舞われ、近郊から多くの人が訪れる本イベントは、2024年度は約7万人が来場し、大にぎわいだったそうです。

内容は、以下です。

・鮭の即売会(28日のみ)
・鮭のつかみ取り
・千人鍋(石狩鍋)
・キッズ縁日
・歴史と文化のスタンプラリー
・農産物即売会
・引馬体験
・石狩中学校生徒会参加企画

自治体からのメッセージ

「石狩市三大秋祭り」とは、毎年サケが旬な秋に市内3地区で開催される「浜益ふるさと祭り」「厚田ふるさとあきあじ祭り」「石狩さけまつり」のことで、旬の食材や各地域の伝統など魅力がたくさん詰まったお祭りです。「サケの街石狩」の歴史とともに歩んできた伝統的なお祭りから広く「サケの文化」を発信していきます。

まち自慢のグルメを堪能! 石狩市のふるさと納税返礼品について

「石狩さけまつり」のメイン食材! 石狩市の特産品「鮭」を使った返礼品や、日本で最初の西洋式缶詰工場の設立された石狩の地で、地場の食材をメインに使用した缶詰カレーを紹介します。

「浜益産たこのイシカリー」4缶セット

・提供事業者:株式会社イシカン
・北海道石狩市花川南1条1丁目133番地
・内容量:180g缶詰×4個
・寄附金額:1万9,000円

石狩市浜益産のタコを使った「浜益産たこのイシカリー」。通常のレトルトカレーよりも賞味期限が長く、日持ちするのが特徴です。石狩市の歴史を意識して開発された返礼品なのだとか。

佐藤水産の新巻鮭半身姿切身(2分割)といくら醤油漬

・提供事業者:佐藤水産株式会社
・内容量:北海道産新巻鮭 半身姿切身700g(2分割)/北海道産いくら醤油漬60g
・寄附金額:1万6,000円

秋鮭の旬となる9月~10月に、北海道の沿岸で水揚げした新鮮な銀毛の鮭に丁寧に塩をほどこした甘塩タイプの「新巻鮭半身切身」と、北海道産の「いくらの醤油漬」の親子セットです。鮭は、保存に便利な二分割真空で包装されています。北海道の良さを堪能できる本返礼品は、石狩市の中でも人気の返礼品なのだそう。


今回は北海道石狩市のイベント「石狩さけまつり」と、まちのグルメが届く返礼品を紹介しました。郷土料理「千人鍋(石狩鍋)」を味わえたり、鮭のつかみ取りに挑戦できたりと、秋鮭を思う存分満喫できるお祭りでした。特産品でつくられた缶詰カレーは、日持ちもするので保存食としても最適です。気になった方はぜひチェックしてみてください!