フジテレビ系ドラマ『オクラ~迷宮入り事件捜査~』(毎週火曜21:00~)の第7話が19日に放送され、白石麻衣演じる倫子の見事なアクションにSNSで反応が相次いだ。

  • 白石麻衣

加勢の殺害手段が10年前と酷似

捜査一課長の加勢英雄(中村俊介)が、埠頭にある廃虚に仕掛けられていた爆発物の直撃を受けて殺害された。爆発物は、電子制御式で携帯電話が遠隔起爆装置として使われており、その手口は、結城倫子(白石)の父・真一(平山祐介)が殺害された10年前に起きた警察官連続爆破事件に酷似していた。

そんな中、加勢が廃墟に入っていく前に、フルフェイスをかぶった男が防犯カメラに映っていたという情報が。利己(杉野遥亮)は「10年前と同じように、警察の無線を傍受しているとしたら、逆探知で居場所を特定することができるんじゃないですか?」と提案し、防犯カメラをハッキングして犯人をおびき出した。

傘を持ったフルフェイスの男を圧倒

そこに立ちはだかったのが10年前に父を殺された倫子。「あんたがお父さんを…」と怒りを押し殺して対峙(たいじ)すると、フルフェイスの男は近くにあった傘を武器に倫子に襲いかかるが、見事な身のこなしで避け、キック一発、パンチ一発を立て続けに食らわせ、あっという間に手錠をかけて現行犯逮捕した。

元ヤンキーで、オクラの前に所属していた組対(組織犯罪対策部)では、ヤクザ30人を組ごと病院送りにしたと警視庁内でウワサになっているほど格闘に強い倫子の活躍に、SNSでは「倫子さん強すぎる」「倫子さんかっこいい」「倫子さんアクション!!!」と称賛の声が相次いだ。

第7話は、TVerとFODで見逃し配信。FODでは全話配信されている。

【編集部MEMO】
『オクラ~迷宮入り事件捜査~』第8話あらすじ
飛鷹千寿(反町隆史)と不破利己(杉野遥亮)は、結城倫子(白石麻衣)に、未解決事件の犯人が記されたファイルの存在と、それを元に証拠を捏造して事件を解決に導いていたことを打ち明ける。
さらに、ファイル内には8桁のパスワードを入力することで開くデータがあることを知った倫子は、父・真一(平山祐介)からプレゼントされたブレスレットに英数字の刻印があることを思い出す。その英数字を入力すると、『2024.12 首都爆破テロ事件』と表示された。これまでの未解決事件同様に警察内部が絡んでいること、そして爆弾が使用される手口から、10年前の警察官連続殺人事件の実行犯が関与している可能性があり、真犯人の逮捕によって首都爆破テロを止められると推測する。
そんな中、加勢英雄(中村俊介)を殺害した容疑者で、元警察官の門真衛(山中聡)が取り調べ中に服毒死を遂げる。門真は、犯行への関与は認めたものの、爆弾を起爆させた実行犯は別にいることを示唆。さらに、実行犯は起爆の際に現場に行っていること、証拠となる起爆装置の携帯電話は、まだ処分されていないことも明かしていた。事件を手分けして再捜査することになった『オクラ』メンバーだが、千寿は今回の相棒に利己ではなく倫子を指名。一方の利己は鷲沢泰造(宇梶剛士)とバディを組み、10年前に鷲沢が教育係を務めていた久常未来(渋谷謙人)が爆弾により殺害された現場付近へと向かうのだが……。

(C)フジテレビ