元プロ野球選手で野球解説者の山本昌氏が11日、YouTubeチャンネル『【東海テレビ公式】ドラHOTpress』で公開された動画「山本昌&山崎武司 プロ野球 やまやま話『井端JAPAN プレミア12展望』」に登場。「ラグザス presents 第3回WBSCプレミア12」(以下、「プレミア12」)選出メンバーについて語った。

山本昌氏

「プレミア12」選出メンバーに感じたこと

若手中心のメンバーになっている今回の「プレミア12」だが、山崎武司氏が「今年は故障者が多かったでしょう? 辞退する選手が多かったんですけど、これについてはどう思います?」「結局故障じゃなくても、報道には出ないけど断ってる選手も何人かおると思うんですよ。たくさんいると思うんですけど……」と話を振ると、山本氏は「当然ね、ベテランの選手は本当に少なくて、『誰がチーム引っ張るのかな?』って感じもありますけど」と返答。

そのうえで、「中堅・若手でこれだけのメンバー組める、日本のメンバーってすごいなというふうに思いますし、WBCに行ってすごく力つけた選手たちも当然のように入ってる」と、自身の印象を語った。

続けて、山本氏は「どちらにしても井端監督になってから全部勝ってるんで、今回も目標は全勝優勝でしょうからね」としつつ、「ぱっと見これ、集まったメンバー見ると、相当いいなっていう感じがしますね」と絶賛。「牧選手とか、小園選手とか、森下選手とか、佐野選手。こういった活きのいい、若手から中堅になるような選手(が多い)」と、具体的な選手名もあげてエールを送っていた。

【編集部MEMO】
プロ野球生活32年、50歳まで現役を続けた山本昌氏。NPB史上初となる50代での登板など、投手として数々の最年長記録を保持している。自身が現役を長く続けることができた理由として、YouTubeチャンネル『上原浩治の雑談魂』にゲスト出演した際には、「工藤(公康)さんの存在も大きかった」「あの人が長くやったんで、僕はその獣道を後ろから歩いて、気づいたら45歳」「それまで『球界最年長』と言われないんで、注目されないんですよ」などと語っていた。