アイドルグループ・乃木坂46の岩本蓮加が19日、東京・渋谷のHMV&BOOKS SHIBUYAで1st写真集『いたずらな風』(発売中 2,500円税込 竹書房刊)の発売記念取材会見を行った。

写真集『いたずらな風』の発売記念取材会見を行った岩本蓮加

乃木坂46に3期生として最年少の12歳で加入し、凛とした美しさと"れんたん"の愛称で親しまれる個性豊かなキャラクターのギャップで、グループになくてはならない存在へと成長した岩本蓮加。近年は俳優としての活躍も目立ち、多彩な才能を発揮している。1st写真集は、赤道にほど近いマレーシアでロケを敢行し、大都市クアラルンプールをはじめ、東洋の宝石と称されるペナン島やレトロムードで人気を集める世界遺産都市マラッカを周遊しながら、異国の地を旅する中で見せた素顔から、カジュアルな笑顔、加入当初のあどけなさとのギャップにドキッとする20歳の女性然とした大人の顔つきまで、あらゆる表情を収録している。

念願だった初の写真集を手にしながら報道陣の取材に応じた岩本は「加入した時が12歳だったので、まさかこんな日が来るとは思ってもいませんでした。写真集の発売は遠い存在だと感じていましたが、こうして会見を開かせていただいて夢のようです」と笑顔を見せ、「出来上がったモノを本として見た時にようやく実感が湧いて、いよいよファンの皆さんの手元に届くんだとドキドキして緊張感も出ました。満足の1冊になったので、早くファンの方の感想を聞きたいです」とファンの反応が待ち遠し様子だった。

周囲からも望まれた岩本の1st写真集。「メンバーの誰かが写真集を発売する度に『蓮加はまだ?』と言われ続けてきました。でも私自身、全然自信がないし写真集なんて無理だという気持ちだったので、お話をいただいた時はファンの皆さんの期待に応えられるし恩返しにもなると思ったのでうれしかったです」と写真集の発売を喜んだ。

ロケ地のマレーシアについて「街並みも豊かで現地の方も皆さん優しくて楽しかったです。ただ、今回はスケジュールが結構カツカツで早起きが多く、私は本当に早起きが苦手なのでそこだけは大変でしたね(笑)」と苦笑いも。それでも「実際に色んな私が詰まった1冊となっています。自分でも見るのも楽しかったので、色んな方の手元に届いて楽しんで見ていただけたらと思います」と自信を見せた。

自身にとって同写真集の位置づけは「グループに加入して9年目ですが、色んなことを経験させていただきました。20歳という節目で出させていただいたこの写真集は、自分にとっては宝物。今後色んなことに挑戦し、自分自身さらに成長させていく中でこの写真集が原点になればと思います」と自己採点も兼ねて「原点」だという。

岩本が在籍する乃木坂46は、『第75回NHK紅白歌合戦』で10回目の出場が決定。「先輩がたが作り上げてきたグループを後輩だけのグループになっても長く続いて乃木坂を守れているんだなと自信にも繋がっていますし、改めてグループのみんなで年末に素敵な1年を締めくくれると思う嬉しい気持ちなので、これから年末に向けて頑張っていきたいと思います」と決意を新たにしていた。