ユニ・チャームは11月15日、「尿もれケア専用品市場の実態調査」の結果を発表した。調査は2024年3月、男性9,000名、女性9,000名を対象にインターネットで行われた。

男性の5人に1人は尿もれを経験

  • 約5人に1人は尿もれを経験

「月に1回以上の尿もれを経験したことはありますか?」と質問したところ、男性の約5人に1人は、月に1回以上の尿もれを経験したことがあると回答した。

  • 男性年代別 尿もれ経験率

男性の50代から70代にかけて徐々に尿もれの経験率が上昇する傾向にあることがわかった。

  • 男性尿もれ経験率/女性尿もれ経験率

女性の尿もれ経験率は41%なのに対し、男性の尿もれ経験率は18%だった。

尿もれケアの対処をしている人の割合は?

月に1回以上の尿もれを経験したことのある人に「尿もれを経験して何らかの対処はしていますか?」と質問した。

  • 男性尿もれ対処率/女性尿もれ対処率

男性の尿もれ経験者の47%、女性の尿もれ経験者の77%が何らかの尿もれケアの対処を行っていることがわかった。

  • 男性尿もれケア専用品使用率/女性尿もれケア専用品使用率

「尿もれケア専用品を使って対処していますか?」との質問に対し、男性の尿もれケア専用品使用率は18%と低かった。一方、女性の尿もれケア専用品使用率は、46%と半数近くが対処している。こうした背景には、女性の多くは生理用品でケアする習慣がある一方、男性はケアする習慣が根付いていないことや、売り場でケア用品を手に取ることに抵抗感があると考えられる。