マイボイスコムは11月15日、お寿司に関する調査の結果を発表した。調査は2024年10月1日~10月7日、9,160名を対象にインターネットで行われた。

お寿司を食べる頻度

お寿司を食べる頻度は「月に2~3回」「月に1回程度」がボリュームゾーン。月に1回以上食べる人は6割強、60~70代で高くなっている。男性10・20代では3割強と特に低く、食べる頻度に年代差がみられる。

  • お寿司をどのくらいの頻度で食べますか?

好きな寿司ネタ

お寿司を食べる人が、好きなネタは(複数回答)、「まぐろ(中とろ)」「サーモン」が各50%台、「エビ、甘エビ」「まぐろ(赤身)」「いか」などが各40%台だった。

「サーモン」は男性10~30代や女性10~50代で1位、「エビ、甘エビ」は女性60~70代で1位となっている。「ほたて」は女性60代で2位、女性70代で3位だった。北海道では「ほたて」「サーモン」「エビ、甘エビ」が上位3位で、その他「しめさば・さば」「かに」の比率も高くなっている。

  • 好きな寿司ネタはありますか?

食べるお寿司のタイプ

お寿司を食べる人に、どのようなお寿司を食べるかを聞いた(複数回答)。

「店舗で購入したもの」が78.7%、「外食・回転寿司」が71.0%、「自宅で作ったもの」「外食・寿司屋」が各2割強となっている。「自宅で作ったもの」は、過去調査と比べて減少傾向に。「外食・回転寿司」は、女性若年層や男性10・20代で高くなっている。

  • どのようなお寿司を食べますか?

お寿司の購入場所

店舗で購入したお寿司を食べる人に、どのような店で購入するかを聞いたところ(複数回答)、「スーパーの店頭」が88.1%、「回転寿司の店舗でテイクアウト」が31.7%、「持ち帰り寿司店、テイクアウト専門店」が23.4%だった。

「デパート」は女性60~70代で比率が高くなっている。「持ち帰り寿司店、テイクアウト専門店」は関東でやや高く、九州で低くなっている。

お寿司購入時の重視点

お寿司を購入する人の重視点は(複数回答)、「具材・ネタの種類」「価格」「味」が各60%台。「鮮度」「賞味期限・消費期限」「安全性、衛生管理」は、女性高年代層で高くなっている。

あなたにとってお寿司とは

「あなたにとってお寿司とは」と質問したところ、「ちょっと贅沢したいときに食べるもの。最近は回転寿司に行くより自分で作ることが増えた。ちょっと手間はかかるけど家族で作ると楽しめる」(男性29歳)、「安い店のお寿司は普通の食事で、デパートや寿司屋の寿司は高級な食事」(男性40歳)、「特別な時に食べるものと同時に簡単に食事を済ませたいときに用いるもの」(男性44歳)、「ちょっと贅沢な休日の夕飯頑張ったご褒美や誕生日などに食べる。最近出産をして、退院した当日に旦那がテイクアウトで買ってきてくれた思い出」(女性29歳)、「生の魚介類が食べられないのであまり興味がない。魚介類以外のネタやちらし寿司等なら好き。子供の頃は桃の節句や冠婚葬祭の席でしかほぼ食べる機会がない特別感のあるものだった」(女性45歳)といった回答が集まった。