顔相学から見た“お金持ちの顔”とは? 顔相評論家の池袋絵意知(いけぶくろ えいち)さんに、出世する人、お金を稼げる人、投資で成功する人など、“お金と相性のいい顔”を伺いました。

◆お金持ちになれる顔相を教えてもらいました

「“顔”を見ればその人のことは、大抵わかります」と話すのは、顔相研究家の池袋絵意知(いけぶくろ えいち)さん。顔相の専門家である池袋さんに、“お金持ちになれる顔を作る方法”をアドバイスしていただきましょう。

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――“お金を稼げる顔”には、どんな特徴があるのでしょう?

池袋絵意知さん:自ら稼ぐ運は、“鼻”を中心に表れます。大きくて肉付きがよく、小鼻の張っている鼻を持つ人は、バイタリティがあって仕事欲に満ちた人。自分をしっかり持っているのでブレにくいのです。眉と目が上がっているのは、上昇志向の表れ。野心家で貪欲ですから、若いうちは、眉と目が上がり気味のほうが、金運がいい。

口の大きさもポイントです。口が大きいのは積極性の表れ。口が横に大きく、口角が上がっている人ならベスト。欲望に忠実な上、ポジティブなので、お金を稼ぐための努力をいとわない人です。額は広いほうがいい。好奇心旺盛で活動的、精力的な人です。

――いわゆる活力に満ちた“押しの強い顔”ですね。アクの強い顔ともいえます。“投資で成功できる顔”は、どうでしょうか?

池袋さん:投資に大切なのは、物事をロジカルに考えることができる力です。そういう人の顔の特徴は、面長。額が縦に長い、鼻が長い、鼻と口の間が長い、アゴが長い……こういう人は、長期的に物事をとらえることができます。

目と目の間が狭くて目が細い人は、データの分析力をもつ傾向があります。輪郭は痩せているのではなく、シャープで引き締まっているのがいい。お金を稼げる人同様、鼻の肉付きがしっかりしているのは、強い信念の持ち主ですから、周りに振り回されず、投資をすることができるでしょう。

――仕事で伸びる人、出世できる人の顔を教えてください。

池袋さん:仕事を楽しみながら挑める人というのは、目はしっかり前を見据え、口が締まりながらも、常に半笑いのように口角が上がっています。人生の目的や仕事の楽しみ方が確立されているので、全ての出来事を前向きにとらえることができる人ですね。ちなみに、有名人でいうと、フィギュアスケートの羽生結弦さんがこの顔にあたります。

眉間が広くて艶がある人は、人の考えを素直に受け入れることができるので、成長しやすいんですね。さらに耳たぶが前を向いているのは、何事もポジティブに考え、行動することができる人です。

――ビジネスや人生のパートナー選びにも役立ちそうですね。

教えてくれたのは……池袋絵意知(いけぶくろ えいち)さん

観相家、顔研究家、顔面評論家としてメディアで活躍。出版社で3年半、人材総合サービスで7年半営業を経験した後、それまで興味を持っていた顔の研究を本格的に始め、独自の顔面観相術「ふくろう流観相学」を確立。幸せな顔になるための「顔創道」を提唱し、多くの支持を集める。日本顔学会会員。

取材・文:西尾英子 イラスト:竹松勇二

文=あるじゃん 編集部