学情は11月14日、「30代の中途入社者に期待する役割」についての調査結果を発表した。調査は2024年10月17日～10月31日、企業・団体の人事担当者645名を対象にインターネットで行われた。

30代の中途入社者に期待する役割は、「即戦力となるプレイヤー」が最多

  • 30代の中途入社者に期待する役割

30代の中途入社者に期待する役割は、「即戦力となるプレイヤー」が91.0%で最多。次いで、「チームのマネジメント補佐」44.7%が続いた。「30代前半の入社者には、マネジメントよりもプレイヤーとして成果を残すことを期待している」「これまで得た知識や技術を活かして、若手プレイヤーのお手本になってほしい」「まずはプレイヤーとして成果を残してもらいたいが、適性があれば将来的にはマネジメント業務も任せたい」などの声が寄せられている。

選考書類で見ているポイントは、「経験してきた業務内容」が最多

  • 選考書類で見ているポイント

30代のキャリア採用において選考書類で見ているポイントは、「経験してきた業務内容」が82.2%で最多。次いで、「転職回数」64.7%、「経験した職種・業種」62.3%、「転職理由」60.6%、「前職の勤続年数」53.6%が続いた。

面接で見ているポイントは、「コミュニケーションスキル」が最多

  • 面接で見ているポイント

30代のキャリア採用において面接で見ているポイントは、「コミュニケーションスキル」が86.2%で最多。次いで、「人柄・社風との相性」81.7%、「仕事に対する姿勢や考え方」75.8%、「経験してきた業務内容」75.3%、「転職理由」68.1%が続いた。