京都府北西部、丹波地方に位置する福知山市(ふくちやまし)は、中心を流れる由良川水系と山々に囲まれた自然豊かなまち。

人口は約7万5,000人で、十分な都市機能と豊かな自然を併せ持ち、住むのにちょうどいい“ほどよく街で、ほどよく田舎”です。明智光秀が城下町を築いて以来、さまざまな食文化や産業が育まれてきました。

お米や丹波黒大豆などの農業が盛んで、春や秋にまちを覆う「丹波霧(たんばぎり)」が農作物を潤しています。

本稿では、そんな福知山市への移住の魅力や、自慢のお米やお酒が味わえるふるさと納税返礼品について紹介していきます。

“ほどよく街で、ほどよく田舎”! 福知山市の魅力について

京都府の北西部に位置する福知山市は、中心部では充実した都市基盤が整備されている一方、郊外では自然豊かな田園風景が広がる、“ほどよく街で、ほどよく田舎”なまち。さまざまなライフスタイルを選べ、自分に合った暮らしをすることができます。

実は子育て世代が多いのも特徴で、出生率は全国有数の高さなのだとか! 市内各所に保育園がある他、子育てワンストップ窓口の設置、子育てコンシェルジュによる伴走支援、放課後児童クラブ・病児保育サービスの実施など、子育て環境が非常に充実しています。

交通アクセスも良く、京都・大阪・神戸の近畿の各都市に約1時間半で行くことができ、海やスキー場にも約1時間でアクセスできます。

福知山市の担当者によると「キャンプや釣り、菜園など自然の中で楽しめる趣味があると、自然豊かな福知山市を満喫していただけると思います」とのこと。

また、移住先で困った時に助けてもらえたり、野菜などの食材をお裾分けし合ったりなど、互助的なコミュニケーションが発生することもあり、人付き合いやコミュニケーションが好きな人に向いているまちなのだそう。

支援制度やサポートについて

福知山市では、子育てや医療、住まいに支援制度が設けられています。

【子育て・医療】
・制度名:子育て支援医療・ふくふく医療
0歳から中学卒業まで(入院は高校生まで)の乳幼児や児童が、病気やケガなどで医療機関にかかった場合に医療費が支給されます。
【住まい】
・制度名:空き家バンク
福知山市の農山村地域にある空き家などの賃貸・売却を希望する所有者と、その情報を空き家の利用希望者へ提供することで、空き家所有者と利用希望者をつなぐ制度です。

移住者の声

  • 山村哲史さん


福知山市大江町・毛原地区に移住された山村哲史さん。
京都大学在学中、研究の一環で訪れたことをきっかけに、毛原との交流がスタート。現在はご家族がいる大阪と毛原の2拠点生活を送っているそうです。

「ここまではできる、できない」と線引きをしながら付き合うのが良いと思っています。やはり、無理をしすぎてしまうと後でしんどくなってしまいますから。同じ福知山市でも地域によって求められる付き合いは違うと思うので、何回か通って、先輩移住者に話を聞いたりしながら自分に合うかどうか見極めるといいと思います。

自治体からのメッセージ

京都府福知山市は、市の中心部から少し移動すると、豊かな自然環境の中で暮らすことができます。農業やサラリーマン移住、古民家カフェや農家民宿を営みながら田舎暮らしを楽しんでいる方など、先輩移住者もたくさんいます。また、子育て支援も充実しており、子どもたちが自由に想像力をかきたて、全身をたっぷり動かせる、ワクワクするようなスポットもたくさんあります。

美しい日本の原風景を感じる! 福知山市のふるさと納税返礼品について

鬼伝説の町・大江町で平成8年から地域おこしの一環としてつくられた純米吟醸生酒の「大鬼」と、「日本の棚田百選」に選定された美しい日本の原風景を感じられる「鬼力(きりょく)の棚田米」がセットで味わえる返礼品を紹介します。

純米吟醸生酒「大鬼」0.72リットルと【令和6年産新米】「鬼力の棚田米」2㎏セット

・提供事業者:毛原の棚田
・京都府福知山市大江町毛原410番地
・内容量:純米吟醸酒「大鬼」0.72リットルと【令和6年産新米】「鬼力の棚田米」2㎏ 1セット
・寄附金額:1万6,000円

毛原の棚田などで収穫した酒米の「五百万石」を100%使用し醸造した純米吟醸生酒「大鬼」と、毛原の棚田で収穫した「コシヒカリ」のモチモチ感と甘みのあるお米のセットです。


今回は京都府福知山市への移住の魅力と返礼品を紹介しました。自然豊かな“ほどよい街、ほどよい田舎”で、自分のライフスタイルに合った生活ができるまち。子育て世代が多く、支援制度が充実しているのもうれしいポイントです。町おこしプロジェクトから生まれたお酒「大鬼」は、地元を愛する方々の想いが詰まった逸品です。気になった方はぜひチェックしてみてくださいね。