タレントの叶姉妹が12日、オーディオストリーミングサービス・Spotifyで、ポッドキャスト番組『叶姉妹のFabulous World(ファビュラスワールド)』を配信。友人関係に悩むリスナーのお悩みに答えた。
20年以上付き合いのある友人への不満
この日の配信では、「友人に恵まれていない」というリスナーのお便りを紹介。相談者は、「20年以上付き合いのある友人から、結婚祝いも出産祝いもなく、LINEで“おめでとう”のみだった」とこぼし、「その友人の結婚式では余興を頼まれ、全力でお祝いした。出産祝いも送っている」と吐露。ほかにも、お祝いをくれなかった友人がいたと明かし、「今は気軽に連絡ができる友人が一人もいない。大人になってもお互いに連絡し合える友人がいる人がうらやましい」という悩みを寄せた。
見返りを求める相談者に、恭子は、「“自分はこうしたのに、あれ? こうしてくれない”って思うのは、やめたほうがご自身のため」だと諭し、「自分自身がしたいからこうした。でも、相手から何も返ってこないとか。ないことが普通だと思っておいたほうが、私はいいと思うんですよね」と強調。見返りを求める傾向は、「特に日本は強いかもしれない」と語ると、美香は、「すべてにおいて、人生は表面的に平等ではないので。“こうしてあげたので、こうしてもらう”って思っていると、心にそんなよどみが……」と懸念した。
また、学生時代にリーダー的存在だったと自負する相談者は、「私が率先して、旅行の計画や車を出したりすることが多かった」とも。すると、恭子は、「リーダー的な存在というのは、少なくとも慕われている。周りにそれなりに信頼してもらっている。もしくは、友人が当たり前にいるということが、普通だと思うんですよ」と指摘し、「この場合は何となく、体よく使われている」と想像すると、美香も、「みんなが頼っているのか、うまく使っているのかわからないですが。そういう風になっていったのかもしれないですね」と同調した。
「リーダー的存在だと、あなただけが思ってるかもしれない」と伝えた叶姉妹。「友人がいる人がうらやましい」という言葉に対しても、美香は、「あなたがうらやましく思っていることが、必ずしもうらやましい人たちではないかもしれない」と話し、恭子も、「要するに、他人様のことは本当のことはわからない。光があれば、闇があるということです」と語って、話題を締めくくっていた。
【編集部MEMO】
叶姉妹の叶恭子と叶美香がリスナーから寄せられた悩みに本音で向き合い、独自の視点で答えていくSpotifyオリジナルポッドキャスト番組『叶姉妹のFabulous World』。2021年8月にスタートし、毎週火曜日の18時頃に配信されている。番組開始前、叶姉妹は「私達のトーク番組をSpotifyで始めることになりました。私達の愛する大切な皆さんから寄せられる人生の様々なお悩みに、いつものように真摯に向き合っていくつもりです。海外でいま人気となっているポッドキャストというメディアで、私達の愛する大切な皆さんと、これまでにない方法で、さらに皆さんとの心のつながりが深くなると嬉しいです。世の中が見えない危険にさらされて急速に変化する不安定な現在ですが、アメージングでファビュラスな日々をご一緒に、この番組をぜひ楽しんでくださいね」とコメント。配信されるたび、リスナーからは「元気出る」「心が豊かになる」「癒しのひととき」「ズバッと言うのがすごく好き」「人間関係に悩んだらオススメ」といった声がSNSに書き込まれている。