フォスター電機は、フォステクスが独自開発した全面駆動型平面振動板のRPドライバーを大幅リニューアルして搭載したヘッドホン「T50RPmk4」を、ゲーミング用として品番を設定した「T50RPmk4g」を発表、11月下旬よりAmazon.co.jpなどのECサイト向けに提供開始する。価格はオープン、市場想定価格は34,650円。
「T50RPmk4g」は、1974年発売のフォステクス第1号ヘッドホン「T50」で採用された全面駆動型平面振動板のRPドライバーをアップデートして搭載。RPとは、平面振動板の全面を規則正しい位相で動かす(Regular Phase)というフォステクスの独自技術である。レスポンスに優れた定位感やクリアな分離感を実現し、より快適なゲーミング体験を提供するという。
基本的なスペックは既発の「T50RPmk4」と同等で、主な仕様は以下の通り。
- 型式:セミオープンダイナミック型
- ドライバー:RP方式平面振動板
- インピーダンス:28Ω
- 感度:97dB/mW
- 最大入力:3,000mW
- 再生周波数帯域:10〜40,000Hz
- 本体質量:約330g(ケーブル含まず)
本体のほか、φ3.5mm(4極) - φ3.5mm(3極)ステレオフォーンケーブル(2m)×1、φ3.5mm - φ6.3mmステレオフォーン変換コネクタ×1が付属する。別売のバランスケーブルは、φ2.5mmの「ET-RP2.5BL(8,800円)」、φ4.4mmの「ET-RP4.4BL(8,800円)」、XLRタイプの「ET-RPXLR(9,900円)」の3種を用意している。