フジテレビ系オムニバスドラマ『世にも奇妙な物語’24 冬の特別編』が、12月14日(21:00~)に放送。timeleszの佐藤勝利が初出演で主演することが15日、明らかになった。
今回、佐藤が本人役で出演するエピソードは『City Lives』。佐藤が「動物番組」のロケだと聞かされ車で待機していたところ、“街”と呼ばれる世界最大の生き物に飲み込まれてしまうところから物語は始まる。
佐藤と一緒に飲み込まれてしまった番組メイキングカメラマンの水谷賢太郎(板倉武志)と共に、謎に包まれた“街”の生態を特集すべく、その街で唯一の生きる人間である、都市型生物保護機構の保護官・辻みさき(片山友希)に密着取材することになり…。
佐藤は「この作品は『世にも奇妙な物語』チームが作る動物番組と思っていただければと思います(笑)! 設定だけ見たら“街が生き物って変なの!”と思うかもしれないですけど、見続けていただければ街が愛おしい存在になるとはず」と語っている。
同作は2023年1~2月に『火曜ACTION!』枠で放送された同名連続ドラマのコンセプトを元に、新たにストーリーと役者で制作。TVerでは、『世にも奇妙な物語’24 夏の特別編』(24年6月8日放送)と『火曜ACTION!』版の『City Lives』を配信する。
コメントは、以下の通り。
■佐藤勝利
――本作への出演について
「小さい頃から見ていた番組だったのでうれしかったです!撮影しながら、この番組に僕が出られるなんてすごいなと思っていました(笑)。子供の頃、特に印象的だった作品があって“ここを触ってください”と表示されたところを触ったら血が流れてきて、“なんだこの面白い番組!”って。その奇妙さがとても印象に残っています。僕が出演させていただく作品は、その記憶に負けないぐらい奇妙な作品になっていると思います!」
――台本を読んだ感想
「街が動物として描かれている信じがたい作品だなと思いました(笑)。読み進めていくと、本当に街が動物のように思えてくるので不思議な感覚になりました」
――本人役を演じてみての感想
「誰かになりきるという方が慣れているので、自然体でいる難しさはありました。その分、台本に書いてないことをいってもリアルになりますし、自分がこの世界に入ったらこう思うなと楽しみながら演じられる部分もたくさんありました!」
――視聴者の方へのメッセージ
「この作品は『世にも奇妙な物語』チームが作る動物番組と思って頂ければと思います(笑)!設定だけ見たら“街が生き物って変なの!”と思うかもしれないですけど、見続けて頂ければ街が愛おしい存在になるはずです。動物番組を見ているような温かい気持ちにもなりますし、クライマックスのシーンは爽快感があります。ぜひお楽しみください!」
■針谷大吾氏・小林洋介氏(演出)
「世界でいちばん大きい動物はなにか?それは“街”だ――。
生きている街が動き、息をして、人と交流するお話です。2023年に『火曜ACTION!』の枠で放送された連続ドラマを元に、今回はガラッと変わった物語になっています。
短編という枠でこの(文字通り)巨大な虚構を成立させるにあたり、佐藤勝利さんの存在感とキャラクターの力を借り、気持ち悪くて可愛(かわい)くて、大嘘(うそ)なのにリアルで、怖くて楽しくて爽快な、世にも奇妙な王道エンタメを目指して作りました。
『火曜ACTION!』版にひきつづき片山友希さん、新たに板倉武志さんもむかえ、撮影スタッフ、VFX・音響スタッフはじめ全関係者が、全行程でたゆまぬ全力投球をがむしゃらに叩き込み続けた作品です。どうぞ音量大きめで、最後までお楽しみください!」
【編集部MEMO】
『火曜ACTION!』版では、世界最大の生き物<街>について、「世界最大の生き物」「荒野を移動する」「人間の記憶を読み取って擬態する」「ビルなどが生えてくる」「人間そっくりの“擬態住民”が存在する」「番組に登場する<街>は、日本国内で確認されている中の1個体“E604”」と設定されていた。
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