【実食レポ】ジョリーパスタ「"鉄板パスタ" ナポリタン」で贅の限りを尽くしてみた! 味変にはちみつ、半熟卵……

みんな大好き、ナポリタン。アルデンテとは真逆のやわらか太麺に目玉焼きをトッピングしてムシャリ。口周りがケチャップで赤くなろうとも構わずムシャリ! ……というスタイルこそが至高だと思っていた。そう、ジョリーパスタで大人の本気を見るまでは。

ということで今回は、ジョリーパスタで期間限定販売中の「"鉄板パスタ" ナポリタン」にフォーカス。約1,500円で贅の限りを尽くし、限界突破の満足感を味わうまでの一部始終をどうぞ。

▼ジョリーパスタ「"鉄板パスタ" ナポリタン」で贅の限りを尽くしてみた

関東を中心に展開するイタリアンチェーン、ジョリーパスタ。本場イタリアの味から日本人好みの味まで幅広く、かつハイクオリティーで追求する人気店である。過日、昼食をとりにふらっと入ってみたところ……

はいはい、今月のおすすめパスタねぇ。牡蠣のクリームソースか。いいな。んっ、裏面にもなんかありそうだ。

「"鉄板パスタ" ナポリタン」か……。えっ、はちみつ付き!?

しかもケチャップではなく、トマトソースを使っているとも書いてある。う〜ん、ナポリタンってそういう感じだっけ? もっとこう……ケチャップでベトベトになった麺をわしわしっ! と頬張るというか。あまり飾らない感じが逆にいいんじゃないかな〜……

……な〜んて頭の中で能書きを垂れながらもすんなり屈服。いや〜、「はちみつ付き」はズルいよ。好奇心がくすぐられちゃうもん。しかも注文用タブレットで勧められた「半熟卵」と「とろ～りチーズ」もトッピングしちゃった。まぁ、せっかくいつもとは違う感じのナポリタンを食べるんだし、とことんいっちゃおう。

それにしても……

ウマそうだな……。しかもまだグツグツいってる。これはマジで熱々に違いない。あっ、しかもパスタが赤い。トマトソースをかけただけじゃなく、麺自体にも味をつけてるのかな。

さぁ、せっかくの鉄板ですから、熱々のうちに食べちゃおう。いただきま〜す。

……いや、ちょっ待っ……めっちゃウマいやんけ! そして熱ッッッ!

みずみずしいトマトソースの甘み、ジューシーで肉肉しいソーセージの旨み、小麦の風味豊かなパスタのアルデンテ食感……ナポリタンをプロがガチンコで作ると、こうなるのか……。ソーセージ、べーコン、ピーマン、玉ねぎと、顔ぶれこそ往年のレギュラーメンバーではあるが、全然違う。洗練されている。だけどナポリタンらしいワンパク感もある。マジでうめぇ……。

よっ、よし。さっそくはちみつのほうもかけてみよう。

なんて上品というか、贅沢というか……。ブルーチーズのピザにはちみつをかけることはあるけど、ナポリタンだぞ? いや、もうあの銀皿で食べる洋食屋のナポリタンのことは一旦忘れよう。格が違うもん。

それでは、いただきます。

ウッッッマ! なんかコクが出た! 味わいがまろやかになって、高級感もめっちゃある! トマトソースとこんなに合うのか〜。全然知らなかった。カルボナーラとかでも合うのか? いや、そういうわけじゃない気がする。このナポリタンだから合うのであって、なんでもかんでも合うわけじゃないぞ、多分。

よし、続けて「とろ～りチーズ」もいってみよう。

あ〜、もうこれはヤバいな……いや、これ“も”ヤバいな。それじゃあ、いただきます。

……!! あっ、あぶねぇ、叫びそうになった。ウッッッマ!! やば〜〜! めっちゃウマい! コク深いトロトロのチーズがパスタやトマトソースとガッツリ絡んで混じり合い、口のなかで大暴れしている。組み合わせとしてはカプレーゼやマルゲリータ的なもんだもんな〜。そりゃあ相性も最強なわけですわ。どうしよう、これ。もうおかわりを注文しておきたいくらいハマっちゃったかも……。

続いては「半熟卵」もトッピング。実は、さっきからもうなんか貴族になった気分なんですけど。

大人が本気で作った極上のナポリタンに、これまた大人がお金に物を言わせて豪華トッピングをして(といっても＋385円だけど)、とことん味変を楽しみまくる。これは、薄切りベーコンと安ケチャップで作ったナポリタンで飢えをしのいでいた学生時代の自分からすれば、まさに天上人の遊びといっても何ら差し支えないだろう。