青森県の東南部に位置するおいらせ町(おいらせちょう)は、南部に十和田湖を源流とする奥入瀬川が流れ、太平洋に注いでいます。夏は過ごしやすい冷涼な気候で、冬は気温こそ低いものの、青森県内では雪が少ないまちです。
また、同町がニューヨークと同緯度上に位置することから、本家の4分の1サイズの自由の女神像がある「いちょう公園」、冬には県内有数の白鳥の飛来地となる「間木堤(まぎつつみ)」がある「下田公園」という二つの大きな公園があります。「下田公園」のキャンプ場では、週末にたくさんの利用者が訪れ、自然豊かな環境で思い思いの時間を過ごしているのだとか。
高速道路が町の中央を南北に通るほか、三沢空港、JR八戸駅(新幹線)、八戸港フェリーターミナルなど陸・海・空すべての交通網の結節点に近く、地理的に恵まれた環境のため、人口を維持している県内でも数少ない自治体なのだそう。
今回紹介するのは、そんなおいらせ町の代表的な観光スポットの一つ「下田公園」。農業用のため池である「間木堤」があり、県内有数の白鳥飛来地です。一体どのようなところなのでしょうか。
本稿では、マイナビふるさと納税担当者が気になった観光スポットとふるさと納税返礼品を紹介していきます。
今回は「下田公園」の詳細と、おいらせ町の中でも人気の返礼品などについて調べてみました!
おいらせ町自慢の観光スポット「下田公園」について
・アクセス:「百石下田IC」から車で約5分
青い森鉄道「下田駅」から徒歩で約20分
町民バス北線「間木堤」または「下田公園」バス停下車すぐ
「下田公園」は、「いちょう公園」と比較するとより自然に近い姿を残した里山公園。夏はスポーツやキャンプ、秋は紅葉が楽しめ、冬には白鳥が飛来します。町民の憩いの場であるのはもちろんのこと、野鳥やリスなどの動物の住処でもあります。
「下田公園」のシンボルは、高さ30メートルの展望台です。晴れた日には、頂上から太平洋を眺望することができるのだそう。ほか、春に「座禅草(ざぜんそう)」や「水芭蕉(みずばしょう)」などを楽しめる湿生花園や、運動施設、キャンプ場などの施設が充実しています。
間木堤には冬になるとたくさんの白鳥が飛来。今シーズンも10月13日に飛来したとのことです。
間木堤から歩いて1~2分ほどのところにある「ネーチャーセンター白鳥の家」では、温かな室内から望遠鏡で野鳥を観察したり、白鳥のはく製の展示で実際の白鳥の大きさを感じたり、館内にある野生のさえずりコーナーで鳥の鳴き声を楽しんだり、と野鳥の自然観察や生体のしくみなどを学ぶことができます。
また同町では、町内に飛来した白鳥や、町内に生息・飛来した野鳥を題材とした「令和6年度白鳥と野鳥フォトコンテスト」の作品を募集しているそうです(※令和7年1月31日必着)。白鳥部門の写真は間木堤で撮影されたものが多く、シャッターチャンスを逃すまいとカメラマンが腕を競い合っているのだとか。
自治体からのメッセージ
10月9日に皆さんを気持ちよくお迎えできるよう、観光物産協会で間木堤周辺の環境整備作業を行いました。10月から3月まで長年白鳥愛護活動を行っている白鳥監視員がおりますので、白鳥や野鳥のことは、白鳥監視員へお尋ねください。「そんなことまで? 」といった白鳥や野鳥のあれこれを教えてもらえるはずです。
隠れた名品! おいらせ町のふるさと納税返礼品について
「下田公園」で採取したさくらはちみつを味わえるセットや、まちの特産品を使ってつくるアイシングクッキーなど、おいらせ町の中でも隠れた名品の返礼品を紹介します。
石蔵のはちみつアカシアセット
・提供事業者:有限会社 東養蜂場
・上北郡おいらせ町東下谷地127-4
・内容量:はちみつ3種(アカシア500g 1本、りんご100g 1本、さくらんぼ100g 1本)
・寄附金額:1万3,000円
まろやかな味で料理にも最適なアカシアはちみつは、クセもなくそのままでも料理や飲み物などに広く利用できます。お手頃サイズの瓶入りなので、保存にも便利! それぞれに見た目や味に個性があるはちみつの食べ比べができるセットです。
青い森のなかまたち アイシングクッキー(4袋セット)
・提供事業者:COCOテラスジャパン
・上北郡おいらせ町中平下長根山1-1106(就労継続支援B型事業所 おあしす)
・内容量:アイシングクッキー4種類 各1袋(7個入り)
・寄附金額:1万円
就労継続支援B型事業所内にある「A sweete工房」がつくるアイシングクッキーです。クッキーを通じて笑顔を生み出す人「シュガリスト」の人たちが愛情を込めてお菓子作りをしているそうです。型からつくっているため、世界で一つしかないデザインが魅力。青森県産の食材を使った、かわいくて癒やされるクッキーがセットで届きます。
今回は青森県おいらせ町の観光スポット「下田公園」の魅力と、隠れた名品の返礼品を紹介しました。シベリア方面からやってくるたくさんの白鳥たちを観察できます。「白鳥と野鳥フォトコンテスト」の作品募集中なので、ぜひカメラを片手に訪れてみてください! 気になる方は一度チェックしてみてくださいね。