米Microsoftは11月14日(現地時間)、サポートページを更新し、Windows 11のディスクイメージにおいてArm版の公開を発表した。すでにダウンロードできるようになっている。

  • Windows 11のArm版、ついにディスクイメージ配布へ - 仮想環境への導入で動作検証に

Windowsは新規インストールに利用できるディスクイメージがMicrosoftによって配布されており、光学メディアやUSBメモリを用いてインストールすることができる。これまでx86アーキテクチャにしか対応していなかったが、今回Armアーキテクチャを採用するデバイスにも対応した形だ。これによって仮想環境等にWindows 11 on Armをマウントしてアプリケーションが動作するか試したり、Apple Silicon搭載デバイスでの仮想Windows環境の構築も手軽に行えるようになる(別途ライセンスが必要になる場合もある)。

なお、MicrosoftはArmデバイスへの安易なクリーンインストールを推奨していない。一部のデバイスでは適切なドライバが含まれていない場合があるとしており、OSのインストールにはリカバリメディアを利用するよう案内している。