マイナビは11月14日、「2024年10月度 正社員の求人件数・応募数推移レポート」を発表した。

同調査は、総合転職情報サイト『マイナビ転職』に掲載された「求人件数」「応募数」を、雇用形態が正社員以外のデータを除き調査したもの。調査期間は、2024年10月1日~10月31日だった。

  • <全国>2019年平均を100%とした求人件数・応募数の月次推移 ※2023年5月度から2019年基準に変更

2024年10月の求人件数は、2019年平均比189.6%で、前月から25.8pt増加。応募数は2019年平均比120.3%で、前月から2.8pt増加している。

前年同月と比較すると、求人件数は115.6%、応募数は124.6%となった。

  • <全国>前年同月を100%とした月次推移

業種別の求人件数について、前月比が最も高かったのは「商社」で135.8%、前年同月比が最も高かったのは「コンサルティング」で147.4%となった。

業種別の応募数について、前月比が最も高かったのは「マスコミ・広告・デザイン」で109.8%、また前年同月比が最も高かったのは「金融・保険」で151.9%となった。

  • <業種別>【求人件数】【応募数】の変化 ※上位抜粋

職種別の求人件数について、 前月比が最も高かったのは「コンサルタント・金融・不動産専門職」で152.2%、前年同月比が最も高かったのは「ITエンジニア」で136.3%となった。

職種別の応募数については、 前月比が最も高かったのは「医療・福祉」で122.7%、また前年同月比が最も高かったのは「公共サービス」で184.6%となった。

  • <職種別> 【求人件数】【応募数】の変化 ※上位抜粋