名古屋市に隣接する、住宅地を中心とした愛知県日進市(にっしんし)は、自然の里山や田んぼの風景が残されている自然豊かなまち。自然を守りつつ、進取の精神にあふれ、力強い新しいまちの発展に積極的に取り組んでいます。

令和6年10月1日に市制30周年を迎えた日進市では、ふるさと納税の寄附金を10の使途に充てており、今回はその中から「地域振興事業」の「映画制作を通じた、にぎわいが生み出されるまちづくり」という使い道について紹介!

本稿では、マイナビふるさと納税担当者が注目する寄附金の使い道について紹介していきます。

今回は、「映画制作を通じた、にぎわいが生み出されるまちづくり」という日進市のふるさと納税寄附金の使い道について詳しく調べてみました!

日進市のふるさと納税寄附金の使い道「映画制作を通じた、にぎわいが生み出されるまちづくり」について

・対象年度:令和6年度
・対象使途:映画制作を通じた、にぎわいが生み出されるまちづくり
・対象事業:地域振興事業
・その事業に費やした総費用:5,000万円(予定)
・総費用のうち寄附金活用額:5,000万円(予定)

市制30周年を記念して、日進市がメインの撮影地として誘致したファンタジーホラー映画「男神」の撮影を応援する「映画制作応援プロジェクトによる魅力を発信し、にぎわい・活力が生み出されるまちを創る事業」。

2025年秋の公開に向けて、今秋より撮影を開始。「愛知牧場」「マスプロ美術館」「旧市川家住宅」など、市内各所で撮影が行われました。

日進市の担当者によると「市内外に広く知られている観光資源が少なく、新たな観光資源の発掘、既存施設の魅力づくりを進めていく必要がある」とのこと。

市制30周年のこのタイミングで、映画「男神」を撮影地として誘致することとなり、これをきっかけに、「聖地巡礼」と称して作品のファンがたくさん訪れることが期待されるなど、さらなる日進市のシティプロモーションに繋げていきたいと考えているそうです。映画に出演している日進市生まれの須田亜香里さんが市のプロモーション大使に就任するなど、新たな情報発信を行っています。

ふるさと納税の寄附金は、シティプロモーションにつながる施策を推進することを目的とし、映画制作を通じたにぎわいが生み出されるまちづくりに活用されます。

自治体からのメッセージ

日進市の魅力を全国に発信するチャンスであり、多くの日進市民の皆さんもロケに関わっていただいている映画ですので、素晴らしい映画が完成することを願っています。映画ロケの歓迎ムードを盛り上げるため、皆さんのご支援、ご協力をよろしくお願いします。

隠れた名品! 日進市のふるさと納税返礼品について

今年の夏に新たに返礼品として登録された「薬膳サムゲタンキット」や、2005年の愛知万博開催に合わせて新しく日進市をPRできる特産品を作るプロジェクトが立ち上がり誕生した特別な日本酒を紹介します。

薬膳サムゲタンキット(5個セット)

・提供事業者:株式会社博淑屋
・内容量:57.8g(素材…もち米玄米、栗、緑豆、なつめ、高麗人参、クコの実、天日塩)
・寄附金額:2万1,000円

本場韓国で使われている薬膳を一つにまとめたサムゲタン調理キットです。好きな鶏肉を600g用意するだけで、自宅で簡単に楽しめます。これからの寒い季節にピッタリ!

杲流 純米吟醸 夢吟香 720ml 2本セット

・提供事業者:株式会社玉商
・内容量:720ml×2本
・寄附金額:1万5,000円

日進市で地元農業者の協力により育てられた酒造好適米“夢吟香”を、友好自治体である長野県木曽郡木祖村の湯川酒造で醸した純米吟醸。市制30周年に合わせて味噌川ダムで貯蔵していた特別な日本酒です。まろやかで深みのある味わいを楽しめます。


今回は愛知県日進市のふるさと納税寄附金の使い道「映画制作を通じた、にぎわいが生み出されるまちづくり」と、隠れた名品の返礼品を紹介しました。映画「男神」のロケ地としてまちの魅力を全国に発信し、まちににぎわいを生み出すことを目的とした事業です。映画を通じてまちに興味を持ってもらい、聖地巡礼などで観光客が増えると、まち全体が活気づきますよね! 取り組みに興味をもった方は、ぜひ一度チェックしてみてください。