アイ・オー・データ機器は11月13日、ドッキングステーションの機能を内蔵した27型液晶ディスプレイ「LCD-CQ271SA-FX」を発表した。価格はオープンで、直販サイト「アイオープラザ」での価格は49,280円。12月上旬より発売する。
豊富なインタフェース類を備え、ドッキングステーションとしても機能する液晶ディスプレイ。DisplayPort Alt Mode対応のUSB Type-Cポートを備えるノートPCと接続することで、USB Type-Cケーブル1本で映像 / 音声入力、ノートPCへの給電/充電が行える。加えて、液晶ディスプレイ同士をDisplayPortケーブルで数珠つなぎに接続するデイジーチェーンに対応。つなぐケーブルの数を最小限に抑えつつ、ノートPCの画面を含めて最大3画面のマルチディスプレイ環境を構築できる。デイジーチェーン非対応のディスプレイでも組み合わせ可能だ。
搭載するインタフェース類は、USB 3.2 Type-C×2基、USB 3.2 Type-A×3基、ヘッドホン×1基、Gigabit Ethernet対応有線LAN×1基、DisplayPort出力(デイジーチェーン用)×1基。USB Type-Cポートは1基がアップストリーム兼用で、USB PD 65W出力に対応。もう1基の出力は15Wまでとなる。スピーカーは2W+2Wのものを内蔵。映像入力インタフェースは、HDMI×1基、DisplayPort×1基、USB Type-C×1基。
液晶パネルは、解像度2,560×1,440ドットのAAS(非光沢)で、リフレッシュレートは100Hzと高速。スタンドはフリースタイル仕様で、上20度 / 下3度のチルト、左右65度のスイーベル、110mmの高さ、右90度のピボットと、柔軟に画面位置を調整できる。スタンドにはミニPCを取り付けるためのアタッチメントホールを装備。アタッチメントホールの規格は75×75mmだ。ケーブルホールがあるので配線もまとめやすい。台座部分にはスマートフォンやキーボードを立てかけられる約11.4mmのスリットもある。スタンドはVESAマウント規格100×100mmに対応しており、ワンタッチで着脱可能だ。
主な仕様は、視野角が上下/左右ともに178度、輝度が250cd/平方メートル、コントラスト比が1,300:1、応答速度が4ms(100Hz/オーバードライブレベル1設定時)。本体サイズは約W613×D227×H443~556mm、重さは約6.1kg(スタンドあり)。