iPhoneで撮影した写真は、もれなく(フォト)ライブラリに記録されます。ライブラリは写真アプリからアクセスできる領域で、削除しないかぎりは内蔵ストレージに保存され続けます。削除すると、「ゴミ箱」と呼ばれる特別領域に隔離されますが、30日を経過する前に復元処理すれば元どおりになります。
そして写真アプリには、写真に関するさまざまな情報が記録されています。いつライブラリに保存したか、いつ表示されたか、いつ編集されたか、いつ共有されたかを写真ごとに記録することで、ライブラリにあふれかえる写真を効率的に検索できるようにしているのです。
つい先ほど見たはずだけれど見失ってしまった、数日前に見た写真が見つからないという場合には、写真アプリの画面を下方向へスクロールし、「ユーティリティ>」をタップすると現れるメニューで「最近表示した項目」をタップしましょう。最近写真アプリで表示した順に写真がリストアップされるので、つい先ほど見た写真ならば、先頭近くに表示されているはずです。数日前に見た写真も、それほど時間をかけずに見つかることでしょう。
「最近表示した項目」に見当たらない場合は、誤削除により「ゴミ箱」へ移動された可能性があります。ゴミ箱へ移動された写真は、Face ID/Touch IDによる認証がないかぎり閲覧できない設定にできるため、そうなると「最近表示した項目」には表示されません。同じく「ユーティリティ>」をタップすると現れるメニューで「最近削除した項目」をタップし、ゴミ箱にある写真を調べてみましょう。
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iOS 18の写真アプリでは、「最近表示した項目」を手がかりに、最近見た写真を探し当てることができます
