パナソニックは、「ビジネスパーソンの自己投資に関する意識調査」結果を11月7日に発表した。同調査は2024年10月24日~28日の期間、全国の20代~60代の有職者で個人年収1000万円以上500名、個人年収500万円以上1,000万円未満500名を対象に実施した。
ビジネスパーソンに最も重要だと思う自己投資の内容を質問したところ、最多は「健康に関する投資」で49.0%と約半数の人が健康への自己投資を最重要視していることが明らかになった。
続いて、体のケアと仕事のパフォーマンス維持との関係性を聞いたところ、ビジネスパーソン全体では「仕事のパフォーマンス維持のために体のケアを重要視している」が67.2%とおよそ3人に2人がパフォーマンス維持のために体のケアが重要と回答した。
何らかの自己投資を行っている富裕層に限ると83.5%と全回答者と比較して16.3ポイントもの差があることが明らかになった。
マッサージをはじめとするリフレッシュなどくつろぐことに対する自己投資は、仕事でのパフォーマンス発揮のために重要だと思うか聞いたところ、61.5%が非常に重要だと思う、やや重要だと思うと回答。自己投資を行っている富裕層に限定しても、71.4%が重要だと思うと回答した。
また、健康への自己投資を十分にできているかどうか尋ねたところ、全回答者のうち半数を超える54.4%があまりできていない、全くできていないと回答。健康への自己投資を重視しつつもできていない人が半数以上いる結果となった。
その理由として、健康への自己投資ができていないと回答したビジネスパーソンでは「時間がない」という理由が最も多く33.5%となった。自己投資をしているが、健康への自己投資ができていない富裕層に限ると44.9%と、次点の「何から始めたらいいか分からない」と約20ポイント差があり、「時間のなさ」が健康への自己投資に取り組めていない大きな要因であることが明らかになった。