リクルートが発行する旅行情報誌「じゃらん」は11月6日、「ご当地おにぎり」に関する調査結果を発表した。調査は2024年9月20日~9月24日、47都道府県在住の20代~50代1,048名を対象にインターネットで行われた。

  • 「じゃらん」ご当地おにぎりランキング

「じゃらん」全国発売してほしいご当地おにぎりランキング TOP5

1位「たらこバター焼きおにぎり」(北海道)

「全国発売してほしいご当地おにぎり」の第1位に選ばれたのは、北海道の「たらこバター焼きおにぎり」だった。北海道は、鮭やいくら、とうもろこしなどおにぎりの具材にぴったりの食材が豊富な中、たらこ×北海道産バターの組み合わせは、間違いのない相性の良さ。そのままでもコクのあるうま味が広がるが、焼きおにぎりにするのもおすすめだという。通年食されるたらこだが、冬にかけて旬を迎え、うま味が増すという。

  • 1位「たらこバター焼きおにぎり」(北海道)

2位「えび天おにぎり」(愛知県)

第2位は愛知県の「えび天おにぎり」だった。具材にえび天が使用されたおにぎりは、「天むす」として愛される名古屋めしの代表的な存在。普通のおにぎりより小ぶりで、おやつにもぴったり。えびと各店特製のタレの味を楽しむため、塩を混ぜ込んだご飯を使用しないのも特徴。

  • 2位「えび天おにぎり」(愛知県)

3位「鯛めしおにぎり」(愛媛県)

第3位は愛媛県の「鯛めしおにぎり」。今治市(東予)や松山市北条(中予)で食べられる鯛めしをにぎったご当地おにぎり。鯛めしは、鯛を丸ごと一匹、土鍋や釜に入れて炊き込んだ郷土料理で、鯛のうま味がしっかりしみ込んだ上品な味わいが特徴のぜいたくな一品。

  • 3位「鯛めしおにぎり」(愛媛県)

4位「ポークたまごおにぎり」(沖縄県)

第4位に選ばれたのは、沖縄県のソウルフードの1つ、「ポークたまごおにぎり」。缶詰のポークランチョンミートと玉子焼き、ご飯、のりで作るおにぎり。コンビニや町の惣菜店での販売はもちろん、専門店もたくさんあり、観光途中に味わえるワンハンドフードとしても親しまれている。

  • 4位「ポークたまごおにぎり」(沖縄県)

5位「あなごおにぎり」(岡山県)

第5位は岡山県の「あなごおにぎり」だった。瀬戸内で水揚げされるあなごは、ふっくらと柔らかく、うま味がギュッと閉じ込められた身は、ご飯との相性も抜群。郷土料理「岡山ばら寿司」には焼あなごが欠かせず、祭りや祝いの席で親しまれてきた。古くから愛される焼あなごを刻んで手軽なおにぎりでいただく地元ならではの味。

「じゃらん」ユニークなご当地おにぎりランキング TOP5

1位「すだちおにぎり」(徳島県)

ユニークなご当地おにぎりランキング、第1位は徳島県の「すだちおにぎり」だった。すだちは、酸味とさわやかな香りで愛される徳島県を代表するご当地食材で、古くから食欲増進に役立つといわれている。すだちおにぎりは、絞って混ぜたり、皮をすってまぶすことでさっぱりとした口当たりに。鮭や昆布など具材によってバリエーションが楽しめるのもポイント。

  • 1位「すだちおにぎり」(徳島県)

2位「飛騨トマトおにぎり」(岐阜県)

第2位は岐阜県の「飛騨トマトおにぎり」。飛騨のブランドトマト「飛騨トマト」は、糖度と酸味のバランスが良く、実はお米との相性も良い食材として地元で親しまれている。おにぎりには、角切りにしたトマトを、ツナとマヨネーズであえたものを具材にすることで、さっぱりジューシーな一品に。

  • 2位「飛騨トマトおにぎり」(岐阜県)

3位「ポークたまごおにぎり」(沖縄県)

第3位には「全国発売してほしいご当地おにぎり」第4位にもランクインした沖縄県の「ポークたまごおにぎり」だった。

  • 3位「ポークたまごおにぎり」(沖縄県)

4位「きく姫むすび」(青森県)

第4位は青森県の「きく姫むすび」。しゃきしゃきとした食感が特徴の干し菊を使用した知る人ぞ知るご当地おにぎり。干し菊は、青森県の南東部で古くから生産されている食用菊の花びらを、蒸して乾燥させたもの。酢の物やあえ物などの彩りには欠かせない食材の1つだという。

5位「どんこおにぎり」(大分県)

第5位は大分県の「どんこおにぎり」。大分県は江戸時代前期からしいたけの栽培が行われ、一大産地としても知られている。中でも冬に採れる肉厚のしいたけを干したものは"どんこ"と呼ばれ、炊き込んだしいたけ飯をにぎれば、夜食やおやつに親しまれる味わい豊かな一品に。