イカロス出版は、乗り物好きのこどもに向けた「イカロスのりものKids」の書籍として、『とうきょうの電車大百科』『おおさかの電車大百科』『でんしゃでまなぶにほんちず』『電車の地図帳』の4冊を同時発売したと発表した。

  • 『とうきょうの電車大百科』紙面イメージ

今年4月に天夢人を合併したイカロス出版が、これまで天夢人から発行されて好評だったこども向け書籍シリーズ「旅鉄Kids」から、とくに好評の4冊をリニューアルした。首都圏の鉄道を詳しく紹介する『とうきょうの電車大百科』(B5判96ページ、1,540円)は、内容を更新して「新横浜線開業版」として発売。京阪神圏の鉄道を詳しく紹介する『おおさかの電車大百科』(B5判80ページ、1,540円)も同様にアップデートし、「うめきたエリア開業版」として発売した。

『でんしゃでまなぶにほんちず』(B5判64ページ、1,650円)は、敦賀駅まで延伸開業した北陸新幹線や、それにともない停車駅が変更となった特急「サンダーバード」「しらさぎ」を最新情報に加え、「北陸新幹線最新版」として発売。特急「やくも」の写真も最新のものに変更した。

『電車の地図帳』(A4判80ページ、1,800円)も、新しく開業した北陸新幹線金沢~敦賀間をはじめ、西九州新幹線武雄温泉~長崎間、宇都宮ライトレールなどを加えた最新版の路線図を掲載し、「北陸新幹線最新版」として発売した。

  • 『おおさかの電車大百科』紙面イメージ

  • 『でんしゃでまなぶにほんちず』紙面イメージ

  • 『電車の地図帳』紙面イメージ

4冊すべて漢字にふりがなを振り、こどもが自分で読めるように配慮したほか、読み聞かせする大人も鉄道への理解を深められるよう、わかりやすい説明も載せている。今回の4冊を第1弾として、今後も「イカロスのりものKids」シリーズでこども向けの乗り物書籍を展開する予定だという。