アイドルグループ・NEWSの加藤シゲアキと俳優の勝地涼が、9日に放送される日本テレビのバラエティ番組『メシドラ 兼近&真之介のグルメドライブ』(毎週土曜11:55~ ※関東ローカル)に出演。兼近大樹、満島真之介と埼玉・春日部を旅する。

  • (左から)兼近大樹、勝地涼、加藤シゲアキ、満島真之介

加藤が待っていたのは「エンゼル・ドーム」。初対面にもかかわらず、満島はいつもの通りハイタッチで加藤に挨拶する。そして加藤から「もう一人いるんですよ」と紹介されて登場したのは勝地。これまでに3回も同番組に出演しており、いつも途中からの登場だった勝地が冒頭から登場することを怪しんでいると、加藤から「メチャクチャ仲良いんですよ」と意外な言葉が。「一緒に旅行に行ったり」「週3くらいで会ってたりする」ほど加藤と勝地は仲が良いという。詳しく話を聞く前にまずはクレヨンしんちゃんと一緒にタイトルコールでスタートする。

車に乗り込んで最初の話題は、加藤の食の好き嫌いについて。芋・栗・かぼちゃなどが苦手だという加藤。満島から「ベーグルは?」と聞かれると「ベーグルは好きになったんですよ」と言う。「10年くらい前に日本語がしゃべれない外国人と仲良くなって」「その人がニューヨークの人で」ベーグルを作ってくれて以来ベーグルが好きになったという。

加藤自ら取材交渉した最初の店は「POLDER BAGEL」。計6品を注文して出来上がりを待つ間の話題は、デビュー前の加藤のことだ。芸能活動ができる私立中学校を探していた加藤は「(受験の)1日目が慶応で2日目が青学、で、3日目に結果出て青学に受かった」と語る。それを聞いた勝地が「落ちてない人生なのよ」とうらやましがると、加藤は「一番直近で落ちたのは直木賞」と笑う。

2回目に直木賞にノミネートされた時に、勝地は加藤の家で加藤の家族と一緒に結果発表を待っていたという。結果、直木賞を逃して「ごめんごめんダメだったわ」と明るく部屋に入ってきた加藤だったが、座ったとたんに号泣して「なかなか人生そんな簡単に変わんねえな」とつぶやいたという。それを聞いて勝地は「こんなエリートの道歩んできた人間がまだ人生変えたいと思ってるんだ」と感動したと話す。

加藤は加藤で「やっぱりグループとしては超大変だったから」と振り返る。「人生で本気で頑張れる回数って意外と少ないのかな、今できなかったら人生何にもできない」と思って書いたのが最初の作品『ピンクとグレー』だった。

ここで注文していた料理が到着。真面目な話の後はいつもの通りモノマネあり、歌ネタありと精いっぱいふざけ合いながら楽しく絶品ベーグルを満喫する。

次の店に向かう車中では、勝地の話題に。「俺はシゲ(加藤)の事務所のオーディション落ちてんのよ」と驚きの過去を告白する。その後スカウトで芸能界に入った勝地は「おたくの事務所の人たちと仕事で会ったりすると敵意むき出しだった」という。それを聞いて加藤は「こっちもこっちで“堀越の暴れ馬”勝地涼の話は聞いていて、あんまり関わりたくないと思っていた」と笑う。

到着したのは「武里ゴルフセンター」。ここで本日の旅にかかった代金を誰が支払うか決めるパターゴルフ対決をすることに。なかなかの泥仕合の上に最後は満島が勝手にルールを変更し、兼近からクレームも出るが…。

続いてやってきたのは「もつ焼き いしん」。ここでは計10品を注文して、30代を迎えている4人それぞれの現在地についての話に。ある一定の年齢を超えてからはどんどん自然体に近づいていると話す加藤と勝地。「あの人みたいに!とか憧れててもどっかでもう自分にはできないとか、(あの人には)なれないのもわかってくる」と加藤が語れば、「描いていたのはもっとシブイ役者だったけどそれじゃないなって気づいた」と勝地も応じる。兼近も「(他人の)声が気にならなくなった」と、若中年4人それぞれが今の自分の心境と立ち位置を楽しそうに確認する。

【編集部MEMO】
『メシドラ』は、兼近と満島がゲストを迎えて台本なし、仕込みなしのグルメドライブを敢行。食べたグルメの料金は自腹となり、その場の“男子校”ノリで誰が支払うかを決める。直近では、秦基博&又吉直樹、白洲迅、白濱亜嵐&中務裕太(GENERATIONS)、松下洸平、綾小路翔、勝村政信、ウルフ アロン、尾上右近、森田剛、岩田剛典(EXILE/三代目 J SOUL BROTHERS)らが出演している。

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