JR東日本東北本部・新潟支社は7日、バス代行輸送を実施し、運転休止期間およびバス代行輸送期間の終了時期を「2024年度中(予定)」としていた陸羽西線について、バス代行輸送が2025年度にずれ込む見通しとなったことを発表した。

  • 陸羽西線の一部列車は羽越本線に乗り入れ、酒田駅まで運転されていた

新庄~余目・酒田間で列車を運行していた陸羽西線は、国土交通省が建設する国道47号高屋道路の「(仮称)高屋トンネル」を陸羽西線のトンネル直下で交差させる工事にともない、全列車の運転を取りやめ、2022年5月からバス代行輸送を実施している。当初の予定では、列車の運行を取りやめ、代行バスを利用する期間は2024年度中までの予定とされていた。

しかし、国土交通省が現在施工する道路トンネル工事の進捗状況を踏まえ、バス代行輸送が2025年度にずれ込む見通しに。これを受けて、運転休止期間およびバス代行輸送期間の終了時期を変更することとなり、「道路トンネル工事の進捗を踏まえ、あらためてお知らせいたします」と説明。「ご利用のお客さまにはご不便をおかけいたしますが、ご理解とご協力をお願い申し上げます」とのこと。