人生の約3分の1の時間を費やす睡眠。快眠のためには、快適な寝室にすることが大切ですが、風水においても寝室は大切なスペースのひとつです。

人生の約3分の1の時間を費やす睡眠。快眠のためには、快適な寝室にすることが大切ですが、風水においても寝室は大切なスペースのひとつです。

どのようにすると、開運に導くことができるのでしょうか? 運気・金運アップする寝室のつくり方をお伝えします。

◆金運アップを狙うなら枕は北向き

「どの方位で寝ると開運するのか」というアドバイス本は多いと思います。しかしながら、家族がその方位の部屋を使っている、そもそもそのような方位の部屋がない、賃貸なので対応できないという人は多いでしょう。

そのような場合はインテリアを活用し、寝室を開運部屋に変えることができます。

最も簡単にできる風水として、枕の方位を変えるという方法があります。東西南北のすべての方位に、それぞれの意味がありますので、自分が叶えたい内容を踏まえた枕方位で眠るとよいでしょう。

◇北枕

北枕は縁起が悪いと思う人がいるかもしれませんが、風水では金運アップの方位です。金運アップを狙うなら北枕で眠ることをおすすめします。その他に、健康運や子宝運も北枕がもたらしてくれますよ。

◇南枕

宝くじなど、くじ運をアップさせたいなら、南枕で眠ることがおすすめです。その他に、南枕は才能運をあげる効果もあります。アーティスト活動をしている、周りの注目を集めたいといった場合は、南枕を試してみて。

◇東枕

仕事運をアップさせたいなら、東枕で寝てみましょう。勉強運もアップしますので、受験生なら東枕にするとよいかもしれませんね。そして東は太陽が昇る方位であり、健康にも良い影響を与えますよ。

◇西枕

金運と恋愛運という、女性が気になる運気をアップさせるのが西枕です。「お金+恋愛」で玉の輿に乗れるかもしれませんね。もちろん、男性にも西枕は効果がありますよ。気になる人はすぐに試してくださいね。

自分の部屋がどのような方位なのかを知ることが、開運には重要です。スマホにある方位機能などを使ってチェックしてみましょう。

◆ベッドの配置に注意しよう

ベッドで寝ている人もいるかと思います。おしゃれなレイアウトは大切ですが、開運するにはちょっとしたコツがあります。

大切なのはベッドと壁にスキマを作らないように配置することです。そして、枕がドアの延長線上にこないようにしましょう。

◆枕方位だけじゃない! 寝室の開運ポイント

せっかく良い氣を取り入れても、出ていっては開運につながりません。寝室にはレースのカーテンをプラスして、二重カーテンにするのがベスト。

風水では真っ暗な空間は不吉な空間といわれています。暗くないと眠れないという人もいるかもしれませんが、豆電球をつける、間接照明をつけるなどして、わずかでよいので灯りを取り入れた部屋作りを心がけたいものです。

そして、リネン類もこまめに洗濯し、ベッドメイクをして常に寝室を整えておくことが必要です。畳派の人は、くれぐれも布団のしきっぱなしに注意してくださいね。見せる収納にしている場合も、大きなラグを被せるなどして、インテリアとして布団を活かしていきましょう。

ちょっとした工夫で寝室は開運部屋に変わります。ぜひ、チャレンジしてくださいね!

文:飯田 道子(ファイナンシャルプランナー)

金融機関勤務を経てFP(CFP、1級FP技能士)を取得。独立系FPとして、各種相談業務やセミナー講師、執筆活動などを行っている。金運アップやポジティブお金など、カラーセラピーと数秘術を取り入れたアドバイスも得意。

文=飯田 道子(ファイナンシャルプランナー)