私たちは、何気なく口にしている言葉があったりします。ただ、その言葉がポジティブな内容なら問題はありませんが、ネガティブな内容の場合、運気は下がり、貧乏体質へとまっしぐらの可能性があります。

私たちは、何気なく口にしている言葉があったりします。ただ、その言葉がポジティブな内容なら問題はありませんが、ネガティブな内容の場合、運気は下がり、貧乏体質へとまっしぐらの可能性があります。

もし、貧乏体質へとつながる習慣があるのなら、1日も早く直し、お金持ち体質へ近づけたいものです。

◆口にする言葉は引き寄せられる

よく、「自分は貧乏だから」「お金がないから無理」「自分の器じゃない」等、ネガティブであったり、謙遜であったりする言葉を発する機会は多いかもしれませんね。

でも、普段、何気なく口にしているその言葉は、貧乏スパイラルという悪しき罠にはまっているかもしれません。その理由は、口にする言葉はその現実を引き寄せてしまうからなのです。

お金が欲しいと思っているにもかかわらず、お金がないことを口にしてしまうと、そのようになってしまうということを知っておいてください。

何かを断るときや自分について説明するとき等、「○○だから」と口にする人はいます。ただ、このとき、○○の部分がネガティブな言葉の場合には注意が必要です。

特にネガティブな言葉を繰り返し口にしていると、自分がそうなりたいのだと知らしめていることになり、金運の神様が近づいてきたとしても、「いらないんだね?」と解釈されてしまい、自ら幸運を遠ざけることになってしまいます。ネガティブな口グセがあるのなら、直ちにやめなくてはなりません。

アメリカの作家であるナポレオン・ヒルの有名な著作に「思考は現実化する」という書籍があります。これは、たとえ口には出さないまでも、常にネガティブなことを考えていると、それが現実化してしまうということなのです。

頭の中で「お金がない」「貧乏だ」と考えるのも、口グセと同じように自分が望むことと深層心理で認識することになってしまいます。

ネガティブに考えるクセを直さないと、貧乏のまま、いや今以上に貧乏になってしまう可能性がありますので、気を付けてください。

◆飲み会に誘われたときにも発する言葉に注意!

また、飲み会に誘われたときも同じです。飲み会に行く前に、心から飲みに行きたいのか、誘われたメンバーとポジティブな会話をして過ごせるのかどうかを考えることです。ポジティブな雰囲気の中で過ごせなければ、お金だけではなく時間まで失ってしまい、貧乏体質まっしぐらとなりますよ。

飲み会ではネガティブな話は出さずに、前向きな会話を楽しみましょう。

◆口ぐせを直すなら、まずはポジティブなことをイメージしよう

貧乏体質にかかわらず、運が悪いと感じている人の多くが、ネガティブなことに焦点を当てていることが多いようです。ダメなこと、ないこと、無理なことばかりに焦点を当てるのではなく、今の自分が満たされていること、持っているモノに焦点を当てて、自分を認めてあげることが大切です。

自分を認めてあげると、必然とポジティブ思考になるため、ネガティブな口グセや思考も少なくなってきますよ。

ポジティブ思考が習慣になれば、必然と自分にふさわしいモノを選ぶようになり、思わぬ無駄遣いも減ってきます。

習慣やクセを直すのは簡単ではありませんが、大切なことは、自分で自分を貶めないことです。自分の最大の味方は自分であることを忘れないでくださいね。

文:飯田 道子(ファイナンシャルプランナー)

金融機関勤務を経てFP(CFP、1級FP技能士)を取得。独立系FPとして、各種相談業務やセミナー講師、執筆活動などを行っている。金運アップやポジティブお金など、カラーセラピーと数秘術を取り入れたアドバイスも得意。

文=飯田 道子(ファイナンシャルプランナー)