パチンコメーカー40社で構成される日本遊技機工業組合(日工組)は、2024年11月2日(土)、東京・秋葉原のベルサール秋葉原にて、年に一度のパチンコの感謝祭「みんなのパチンコフェス2024」を開催した。

  • ベルサール秋葉原で開催された、年に一度のパチンコの感謝祭「みんなのパチンコフェス2024」

昨年のベルサール高田馬場から秋葉原へと会場を移しての開催となった今回、台風21号の影響によりあいにくの雨模様。しかし、多数のパチンコファンが集まり、熱い熱気に包まれた。

  • あいにくの雨模様だったが多数の来場者を迎え大盛況の会場

1Fのメインフロアでは、未導入機を含む最新機種が楽しめる「試打コーナー」が中心。いずれの機種にも多数のファンが詰めかけ、行列のできる賑わいを見せていた。

  • サンセイR&D「P転生したらスライムだった件」

  • SANYO「e大海物語5スペシャル」

  • SANKYO「eフィーバーからくりサーカス2 魔王ver.」

またメインフロアで人気を集めていたのが「一球入魂」コーナー。こちらはパチンコ玉1個を実機のヘソに入れて、大当たりが出れば豪華賞品がプレゼントされるというもので、確率~1/149のライトスペック、1/150~1/249のライトミドルスペック、1/250~のミドルスペックという4種類の実機が用意され、低確率ほど豪華な景品に。

  • 「一球入魂」コーナー

  • 参加者はスタッフからパチンコ玉1個を受け取る

  • ヘソに玉を入れて大当たりが出れば豪華賞品!

また、今回のイベントは基本的に18歳以上を対象としたものだったが、年齢制限ナシで、誰でも楽しめる「スマートボール」コーナーも人気を集めていた。

  • 年齢制限ナシの「スマートボール」コーナー

また、イベント内の試打やアトラクションに参加するともらえるピンポン玉を集めると「ガラポン大抽選会」に参加可能。1等「JCBギフト券(10,000円分)」をはじめ、こちらも豪華賞品が用意されていた。

  • 試打やアトラクションに参加するとピンポン玉がもらえる

  • ピンポン玉を集めると「ガラポン大抽選会」に参加できる

今回、会場を秋葉原に移した理由のひとつがインバウンド需要。秋葉原を訪れた外国人観光客が気軽に来場し、パチンコを楽しめるように、会場内には「Global Pachinko Zone」などが設置され、インバウンド対応にも力が入れられていた。

  • 外国人の来場者に対応できるスタッフが常駐

  • スタッフによるサポート体制も万全

もちろん、インバウンドだけではなく、パチンコ経験のない人向けの「初心者コンシェルジュ」なども用意。また、秋葉原の街ぐるみでのイベントとして「秋葉原パチンコ謎解き」が実施されたほか、ドン・キホーテ秋葉原店や周辺飲食店とのコラボ企画も行われた。

  • パチンコ経験のない人も安心の「初心者コンセルジュ」

  • 秋葉原の街を巡る謎解きイベントも実施

そして、2Fのバラエティーフロアには、物販コーナーや配信エリア、「リモぱち」コーナー、「Bluetooth遊技機体験」コーナーなどが用意された。

  • 配信エリアは、パチンコライターを中心とした「みんパチ放送局」を生配信

物販コーナーでは、「みんパチフェス2024限定グッズ」や「メーカー公式グッズ」のほか、「機種パーツ」などが販売された。

  • 「機種パーツ」は特に人気を集め、開場即完売

「リモぱち」は、イベント会場の実機を「いつでも」「どこでも」「好きな時間」にプレイできるという、遠方や時間がなくイベント会場に来られない人でも参加できるサービス。今回は期間限定オンラインイベントとして開催された。

  • 会場外からでも実機がプレイできる「リモぱち」

「Bluetooth遊技機体験」コーナーは、ヘッドフォンをつけて実機をプレイするコーナーで、周りの音が気にならず、高い没入感を得ることが可能。今後の普及にも注目しておきたい。

  • ヘッドフォン着用で高い没入感

さらにB1Fのステージフロアでは、多数のゲストが参加してのステージイベントを開催。中川翔子による「OPスペシャルLIVE」を皮切りに、矢口真里、岡野陽一、空気階段、椿鬼奴ら豪華ゲストが出演。パチンコトークで会場を盛り上げていた。

  • 豪華ゲストを迎えてのステージイベント