フジテレビ系ドラマ『嘘解きレトリック』(毎週月曜21:00~)の第5話が4日に放送され、SNSでは、正名僕蔵演じる刑事へのツッコミが相次いだ。

  • 正名僕蔵

やたら鋭い観察眼を持つ借金まみれの貧乏探偵・祝左右馬(鈴鹿央士)と、ウソを聞き分ける奇妙な能力者・浦部鹿乃子(松本穂香)の異色コンビが、難事件を解決していく同ドラマ。第5話は、前回に続き「人形殺人事件」の解決に挑んだ。

左右馬の親友・端崎馨(味方良介)の姉・雅(北乃)は、「人形屋敷」と呼ばれている綾尾家で起きた“人形殺人事件”の取材に2人を連れてきた。

この事件を担当するのが、刑事の寺山清一(正名僕蔵)。見知らぬ探偵に対抗して捜査を仕切ろうとするが、要領が悪く状況が飲み込めない寺山は、トンチンカンな発言を繰り返し、雅から「あなた、状況よく分かってないでしょ?」とバッサリ。

病院で品子(片岡凜)の取り調べを仕切ろうとするも、何を聞いていいのか分からず、結局雅が切り出すことになった。それでも諦めの悪い寺山は「分かったぞ!」と自説を述べるが、今度は品子から「違う!」とバッサリ。

最終的に「全て分かった!」と虚勢を張っても全員が無視。雅に「あなたさぁ、県警察部長賞を3回ももらった敏腕刑事さんなんでしょ?」と聞かれるも、「そうだが」という返答が鹿乃子によってウソと見抜かれ、実際には1回ももらってないことを白状した。

そんな寺山刑事に、SNSでは「めちゃくちゃポンコツ刑事」「ひたすら役立たずだった」「全然敏腕刑事じゃなかった」「マヌケすぎる」と辛辣なコメントが続出したが、中には「いい味出してる」「いいキャラだけど黙れwww」「刑事さん、正名僕蔵か!役によって別人に見える。凄い!!」という声もあった。

第5話は、TVerとFODで見逃し配信されている。

【編集部MEMO】
『嘘解きレトリック』第6話あらすじ
九十九夜町で探偵業を営む祝左右馬(鈴鹿央士)の探偵助手となった浦部鹿乃子(松本穂香)。鹿乃子は助手として“早く先生の役に立ちたい”と思っていた。そんな中、事務所の大家が鹿乃子に猫探しを依頼。無事に猫を発見するも、家賃をまけてもらえないか、金にならないかと猫を交渉材料として考える左右馬にあきれる鹿乃子。
そんな2人が事務所に戻ると、藤島千代(片山友希)を見つける。「関わると、ロクなことがない」と逃げる左右馬は、鹿乃子と若竹座のお練り(祭礼の行列)に紛れ込んで身を隠す。だが、知り合いに声をかけられた左右馬を千代が発見。左右馬の方に駆け寄ろうとした千代は男とぶつかって倒れてしまう。男は千代に怪我がないか確認すると去り、鹿乃子は千代が落としたカバンなどを拾う。そして、着崩れた千代の着物を着付け直すために事務所へ行くことになった。
着付けを終えた千代は、探偵事務所に興味津々。事務所の様子をメモしようとカバンを開けると、見知らぬ手鏡があった。先ほどぶつかった時ではないかと推測する千代は男に手鏡を届けに行こうと言い出す。左右馬は男の当時の装いなどから、左官屋さんではないかとアドバイスし、鹿乃子を千代に同行させる。千代は“少女探偵団結成!”と喜び勇んで事務所を出発した。
早速、左官屋をあたった鹿乃子と千代は、利市(橋本淳)ではないかと教えてもらい、無事に利市に手鏡を返すことができたのだが、その後、周辺でひったくり事件が発生していることが発覚。「若い男に手鏡を盗まれた」という女性に手鏡の特徴を聞くと、利市が持っている手鏡と一致、鹿乃子と千代は利市をひったくり犯として再び捜索する。

(C)フジテレビ