ソフトバンクは10月31日より、同社のサブブランド“ワイモバイル”のWebサイトにおいて、スマートフォン使用時の詐欺対策をクイズ形式で学べるコンテンツ「安心スマホ検定」を公開した。ワイモバイルユーザーに限定することなく、誰でも閲覧できる。
「安心スマホ検定」は、スマホ使用時の詐欺について合計12問の問題が出題され、それに選択式で回答していくというものになっている。問題ごとに答え合わせのあとに解説が表示され、それぞれの内容について深く学ぶことができる。問題は警視庁の協力を得て作成されており、「振り込め詐欺」「SNS型投資詐欺」「フィッシング」などのトピックが取り上げられている。
警視庁の統計によれば、2023年の特殊詐欺被害額は452.6億円にのぼり、このうち60歳以上の被害が8割を占めているという。同社は11月7日にシニア向けスマートフォン「らくらくスマートフォン a」の発売を予定しており、同機には迷惑電話対策機能/還付金詐欺対策機能を搭載している。今回の「安心スマホ検定」公開は、そういった詐欺対策の一環ということになる。