Amazon Originalの新番組『最強新コンビ決定戦 THEゴールデンコンビ』(Prime Videoで全5話配信中)の配信記念イベントが10月31日、都内で行われ、MCの千鳥や出場者らが見どころなどを語った。

  • ネプチューン・堀内健(左)とニューヨーク・屋敷裕政

コンビの決め手は「髪型がうちのおふくろそっくり」

人気芸人8組が番組オリジナルのコンビを結成し、最強新コンビ(=ゴールデンコンビ)の座と賞金1,000万円をかけ、様々なお題に即興コントで挑む新たな“賞レース”。イベントには、高比良くるま(令和ロマン)&野田クリスタル(マヂカルラブリー)、せいや(霜降り明星)&秋山寛貴(ハナコ)、堀内健(ネプチューン)&屋敷裕政(ニューヨーク)という3組の出場者が出席した。

本編でもこのイベントでも異彩を放っていたのが、堀内&屋敷コンビ。屋敷はかつて、ネプチューンの冠番組『ネプリーグ』(フジテレビ)でADを務めていたという関係性で、堀内に今回のコンビを誘われた際は「めっちゃうれしいっていう感情と、なんで俺選んでくれたんやろっていう驚きと、ホリケンさんとショートコントせなあかんねやとかいろいろ考えて、一番上にきた感情は“めんどくさー”でした(笑)」と複雑な本音を吐露。

一方の堀内は、屋敷を誘った理由について、「僕が訳分かんないことをやるのをうまく笑いに変えてくれたり、髪型がうちのおふくろそっくりなんですよ」と決め手を説明し、会場を沸かせた。

さらに続けて、「目が(国民民主党の)玉木(雄一郎)代表みたいな感じ。政界のキーパーソン」と畳みかけるが、これには反応がいまいちで、大悟は「おだまりください」と先輩をピシャリ。屋敷は「ホリケンさんって一番ウケたところで絶対終わらないですよね。それ、やめたほうがいいですよ」と、名コンビぶりをうかがわせる的確なツッコミを入れる。

この堀内の特性に、ノブが「混沌とさせたいんですよね。(爆笑問題の)太田(光)さんもそう」と解釈すると、高比良も「ボキャブラの人はそれやっちゃう」と納得していた。

そんな堀内&屋敷コンビは、収録後にLINEの連絡先を交換し、食事会に行き、お互いのYouTubeにも登場。ここで堀内が「屋敷のほうは15万回再生で、俺のほうは9千回再生」と悔しがると、ノブは「ホリケンさん、YouTubeやってたんだ。マジで今知りました」とストイックな先輩に驚いたが、そのチャンネルを楽しんでいる高比良は「めっちゃ面白いです。昭和の中学生が駄菓子食べてるYouTubeやってます」と魅力を伝えた。

  • 登場早々にネクタイで屋敷をしばこうとする堀内

「つるピカハゲ丸くんみたいなボケ」

このイベントでは記者会見セットが登場し、「収録中に起きた前代未聞のハプニングを教えてください」という即興大喜利対決を敢行。堀内は「Amazonさんお金があるから、クラッカーでパーン!ってやるのが大爆発しちゃって、屋敷が吹っ飛んで、セットに突き刺さっちゃって、脱臼だね、脱臼」と回答し、会場の大きな笑いを取った。

ここで大悟が「大谷(翔平)見すぎ」とツッコんで締めようとするも、堀内は止まらず「それで(片岡)鶴太郎さんが(脱臼を)治して、アパホテルの社長の帽子がパーンって海まで飛んでっちゃって」と追加ボケを打ったところで、屋敷が「ウケたところで終わればいいのに!」と抜群のタイミングで収め、来場客の投票で見事一番面白かったコンビにダントツの票数で選ばれた。

この大喜利対決は全員が回答することになっていたが、堀内のくだりのドサクサの中で「屋敷が答えてない」と大悟が告発。「死ぬほど助かったと思ってたのに」と嘆く屋敷は、最後のフォトセッション後に回答することになり、「アパホテルの社長とシソンヌのじろうさんが、つかみ合いのケンカしてました」と一言放ってステージを後にした。

イベントではほかにも、見どころを聞かれた堀内が「一流のAmazonという会社、一流のテレビを作ってくれたスタッフ、一流のセット、そして一流の司会者のもとで、我々がいかに食らいついていくか。最初は緊張の顔で、最後は賞金1,000万円なんで目が¥マークになってます」とアピールして、ノブが「つるピカハゲ丸くんみたいなボケ! ボケの種類がコロコロコミック!」と衝撃を受ける場面も。

終始イベントをかき回した堀内&屋敷コンビだったが、大悟は「このやり取りを見ても“大丈夫かな?”って思うじゃないですか。たしかに前半はすごく不安なこともいっぱいあったけど、徐々にホリケンさんがカッコよくなっていくんです。屋敷を育てだすので」と、芸人目線で感心していた。

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