JR東日本水戸支社は、茨城県・福島県と共同で展開する水郡線全線開通90周年企画の一環として、12月1日に茨城県・福島県の両県で開催される水郡線全線開通90周年イベント会場をつなぐ臨時列車を3本運行すると発表した。
同日、水戸~常陸大子間で、「びゅうコースター風っこ」(キハ48形2両編成)を使用した全車指定席の「水郡線90周年茨城号」を運行。往路は水戸駅8時47分発・常陸大子駅10時5分着、復路は常陸大子駅16時7分発・水戸駅17時34分着となる。2両編成のうち1両は旅行商品専用車両として、「いばらきよいとこプラン」サイトで販売される。
常陸大子~磐城塙~郡山間で、「レトロラッピング車両」(キハ110系2両編成)を使用した全車指定席の「水郡線90周年福島号」も運行。往路は郡山駅8時7分発・磐城塙駅9時23分着・常陸大子駅10時2分着、復路は常陸大子駅14時2分発・磐城塙駅14時35分着・郡山駅15時48分着となる。2両編成のうち1両は旅行商品専用車両として、JR東日本びゅうツーリズム&セールスが販売する。
常陸大子~磐城塙間で、記念ラッピング車両(キハE130系2両)を使用した臨時普通列車「水郡線全線開通90周年号」も運行される。往路は常陸大子駅11時40分発・磐城塙駅12時11分着、復路は常陸大子駅14時7分発・磐城塙駅14時37分着となる。なお、当日は茨城県の常陸大子駅町営駐車場で10時から、福島県の塙農村勤労福祉会館で12時30分から、それぞれ水郡線全線開通90周年記念式典を開催。常陸大子駅・磐城塙駅周辺でさまざまなイベントも予定されている。