ヒューマンは10月29日、「外国人材の日本での仕事観とキャリア」に関する調査結果を発表した。

調査は9月26日〜10月3日、転職・求人情報サイト『Daijob.com』の外国籍登録者で、日本で働いた経験のある309人を対象にインターネットで行われた。

  • 日本を勤務地として選んだ主な理由

まず、日本を勤務先として選んだ理由としては、1位「日本文化やカルチャーに触れたい」(20.7%)、2位「家族やパートナーが日本に住んでいる」(15.5%)、3位「治安や生活環境が良い」(13.9%)となった。

日本で働くメリットについて聞いたところ、「治安や生活環境が良い」の回答が圧倒的に多かった。また、「長期雇用の文化」や「雇用の安定性が高い」など、日本的な雇用慣行や企業文化も支持されている。

  • 日本で働くメリット

日本の労働環境で優れていると感じる要素について尋ねると、「福利厚生」と「無い」が同率1位となり、「仕事の安定性」「社会保障制度」「安全な労働環境」「長期雇用の文化」なども上位となった。

  • 自国や他国と比較し、日本の労働環境で優れていると感じる点

最後に、日本で希望する目標年収額について聞いてみた。その結果、「400万円〜500万円未満」が18.8%で最多となり、「300万円〜400万円未満」が15.2%で続いた。

  • 外国人材が日本で現実的に希望する目標年収額