フジテレビの宮司愛海アナウンサーが26日、Spotifyのポッドキャスト番組『宮司愛海のすみません、今まで黙ってたんですけど…』に出演。大学受験で早稲田大学を選んだ理由を語った。

受験勉強に悩むリスナーへ「まったく勉強しない日を作ってみる」

宮司愛海アナウンサー

この日の配信では、大学受験を控える高校3年生のお便りを紹介。「3年間コツコツ勉強してきた」という相談者は、「最近になって急に燃え尽き、勉強はおろか他のことにもまったく手が付かない」と吐露。「勉強しなければいけないのはわかっているが、自己嫌悪に陥る日々が続いている。頑張りたいが、心が追い付かないときはどうしているか?」とお悩みを寄せた。

受験生からの相談に、宮司アナは、「まったく勉強しない日を作ってみる」と回答。続けて、「やる気ないな~、やりたくないな~っていう時間がダラダラ続いちゃうほうがもったいないから」とその理由を語り、「割り切って全然違うことをやると決めて、一度勉強から離れてみるのがいいんじゃないですか? 離れてみたら、なんか勉強したくなるかもよ」とアドバイス。「何も考えなくていいから歩いてみたり。ご飯を外に食べに行ったり。コンビニで飲み物を買って、公園のベンチでぼーっとしてみたり。少し勉強から離れてみてもいいんじゃないかな」と具体例を伝えた。

また、「大学受験、懐かしいな~」としみじみつぶやいた宮司アナ。自身も相談者と同じく、「コツコツ勉強してきたタイプ」だったそうで、「定期テストで勉強するタイプだったので、高3になって、ヤバい! みたいな感じもなく」と告白。当時は、地元・福岡の私立大学に推薦入学するつもりだったというが、「“やっぱり東京行きたい!”と思って勉強し始めた」と心境の変化があったことを明かし、「福岡の私立大学か、早稲田しか受けてないの。しかも、それぞれ2学部ずつしか受けてなくて」と自身の大学受験を振り返った。

最後に宮司アナは、「勉強をいっぱいしてる人が頭いいわけでもない。朝から晩まで勉強してる人よりも、ガリガリ勉強しなくても楽しすぎて頭に入ってくるみたいな人のほうが成績よかったりするし。それが社会だし」とコメント。相談者に向け、「頑張れば頑張るほど報われるって言いたいけど、そうとは限らない」と自身の考えを伝えつつ、「頑張った人には、そうなるべき未来が用意されてると思うから。それを信じて、気楽に頑張ってください!」と明るくエールを送っていた。

【編集部MEMO】
2023年11月にスタートした『宮司愛海のすみません、今まで黙ってたんですけど…』は、フジテレビアナウンサー・宮司愛海がパーソナリティを務めるSpotifyオリジナルポッドキャスト番組(毎週土曜9時配信)。宮司アナは番組開始前、「入社9年目、会社員として働く毎日で感じたこと、思ったことを話します。アナウンサーとしての私、32歳の等身大の私。背伸びせずありのままの気持ちを言葉で表現したいと思っています。基本的には“ひとりごと”のつもりですが、時々素敵なゲストの方をお迎えしていくつもりです」とコメントを寄せ、「リスナーの皆さまからのメッセージや叱咤(しった)激励も織り交ぜながら、素敵な番組を作っていきたいと思っています!」と意気込んでいた。