世帯年収1000万円以上の34%が「ペットを飼っている」と判明 - 犬・猫どっちが多い?【5000人調査】

クロス・マーケティングは10月29日、「ペットに関する調査」の結果を発表した。調査は2024年10月4日～6日、全国に在住する20～69歳の男女5,000人を対象にインターネットで行われた。

ペットに関する調査

ペットの飼育状況・種類・入手経路

現在、ペットを飼育している人(現飼育者)は21%、過去に飼育していたが現在は飼育をやめた人(過去飼育者)は26%と、合わせて47%はペットの飼育経験があることがわかった。コロナ禍の2022年と比べると飼育率は若干低下している。世帯年収が高くなるほどペットを飼っている人が増える傾向にあり、年収1,000万円以上では現飼育者で34%を占める。

ペット飼育状況

飼っているペットの種別は、「犬」が43%、「猫」が38%と2強。世帯年収が1,000万円以上の世帯では「犬」を飼っている割合は59%に達した。

ペットの種類

犬の入手経路は「ペットショップで購入」が50%と半数、「ブリーダーから直接購入」21%、「友人・知人から譲り受けた」17%と続く。一方猫の場合「拾った」34%、「友人・知人から譲り受けた」26%、「ペットショップで購入」16%であり、「拾った」ケースが特に目立つ。

ペットの入手経路

ペット同伴の外出行動

散歩以外でペットと一緒に外出する割合は41%。20代や年収1,000万円以上の世帯では、ペットと一緒に出かける人が5割台と多く見られた。

ペット同伴での外出の有無

サービスの利用状況・利用意向

犬の現飼育者で利用しているサービスは、「かかりつけ獣医のいる病院」69%、「トリミング・美容関係」55%、「健康を考えたペットフード」46%、「ペット保険」44%。猫では「かかりつけ獣医のいる病院」63%、「健康を考えたペットフード」41%が高い。利用していないが利用したい・使用予定では、犬、猫現飼育者の4割近くが「お葬式・お墓・供養」をあげていた。