11月1日から麻布台ヒルズ ギャラリーにて開催する「ポケモン×工芸展ー美とわざの大発見ー」の開幕に先立ち、10月30日、オープニングセレモニーが行われた。ポケモンファンとして知られる俳優の本郷奏多が登壇したほか、東京会場から展示される新作4作品が公開された。

  • (左)俳優の本郷奏多(右上から)吉田泰一郎《ミュウツー》/植葉香澄《 蔦唐草文ジュペッタ》《蒼炎文ヒトモシ》/桑田卓郎《タイル(ピカチュウ)》《カップ(ピカチュウ)》《ボウル(ピカチュウ)》

オープニングセレモニーに登壇した本郷奏多は、「小さなころからゲームやアニメなどポケモンとともに育ってきました。工芸に関しても、旅行に行く際に地元の工芸品を見ることが好きなのでとても楽しかったです。自分も螺鈿を使ったポケモンの作品に挑戦してみたいです」と、ポケモンへの想いを語った。

また、おすすめの展示作品を聞かれると、「全部おすすめですが、新作の《ミュウツー》は細かい金属のパーツで構成されています。ニョロモやジュラルドンなどさまざまなポケモンをモチーフに、パーツ一つ一つ丁寧に作られていて、技術力の高さを実感しました」と回答。最後に、「想像を超える感動がまっていました! とても楽しかったので、みなさん是非とも来てほしいです」と来場者へメッセージを送った。

さらに開催に先立って、東京会場から展示される、3名の作家による新作4点も初公開。

《サンダース》などを制作した吉田泰一郎による全長約2mにも及ぶ大迫力の《ミュウツー》、植葉香澄による美しい文様を纏った《蔦唐草文ジュペッタ》《蒼炎文ヒトモシ》のほか、桑田卓郎によるピカチュウをモチーフにしたカップとボウルは今回倍増され、新たにタイル576枚を加えたスケールの大きい作品として生まれ変わった。東京会場での展示作品はこれらの新作4作品を含め約80点となる。

  • 吉田泰一郎《ミュウツー》 2024 年 個人蔵 (c)吉田泰一郎 撮影|中戸川史明

  • 植葉香澄《蔦唐草文ジュペッタ》2024 年 個人蔵/植葉香澄《蒼炎文ヒトモシ》2024 年 個人蔵 (c) 植葉香澄 撮影|中戸川史明

  • 桑田卓郎《タイル(ピカチュウ)》《カップ(ピカチュウ)》《ボウル(ピカチュウ)》2024 年 個人蔵 (c)桑田卓郎 撮影|中戸川史明

■東京会場開催概要

  • 会場:麻布台ヒルズ ギャラリー(東京都港区虎ノ門5-8-1 麻布台ヒルズ ガーデンプラザA MB階)
  • 会期:2024年11月1日~2025年2月2日(前期/2024年11月1日~2024年12月25日、後期/2024年12月26日~2025年2月2日)※前期・後期にて展示替えあり
  • 休館日:2024年12月31日
  • 開館時間:月/火/水/木/日 10:00~19:00、金/土/祝前日 10:00~20:00(最終入館は終了30分前まで)

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