Metaは10月28日(米国時間)、テキスト共有アプリ「Threads」が、プラットフォーム上で話題になっているトピックを表示する「トレンドランキング」機能のテストを日本で開始することを発表した。米国以外では初の導入で、まずは一部の国内利用者に提供したのち順次拡大する予定。
Threadsでは、タイムリーな話題を発見できる「トレンドランキング」機能を、今年3月から米国で提供している。Threadsの検索画面では機械学習AIシステムによって選ばれた最大5つのトピックが表示され、タップすると検索結果が表示され、関連投稿を通じて他の利用者がどんな会話を楽しんでいるのかを簡単に発見することが可能。ランキングは個別ではなく、日本全体でのトレンドが表示される仕組みだ。
機械学習AIシステムは、投稿のシェア数や反応数などのシグナルをもとにThreads上で話題のトピックを判断する。トピックはThreads上で話題となっているすべての投稿から選ばれ、新たにシェアされたコンテンツに限定されない。
選ばれたトピックはコンテンツ専門家のチームが審査し、コミュニティガイドラインやおすすめガイドラインへの違反がないかを確認するとともに、重複や誤解を招く内容が含まれていないかも確認するという。
Metaは、機械学習AIがガイドラインに適合するトピックを表示するように技術改善を続けており、問題があるトピックは、トピックをタップすると右上に表示される「…」を選び、「トピックを報告」をタップすると報告することが可能となっている。