うわ〜、出・た・よ。"この冬No.1ヒット商品"の称号を穫っちゃうやつだよ絶対コレ。

……そう確信したのは、ファミリーマートのレジに並んでいたときのことだった。ファミマといえば最近だと「香酢が効いた旨辛たれビャンビャン麺」がバズり散らかしたことも記憶に新しいが、なんとこのたび、また世間を騒がしそうな新メニューが登場したようだ。

それがこの……

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    「こんがりビストロまん ビーフシチュー」

「こんがりビストロまん ビーフシチュー」。

はい、出たー。レジ前にこんな魅惑的なトラップを置かれて、誰がスルーできますか。満腹だとしても買っちゃうって、こんなウマそうなやつ。ということでサクッとゲットしてハフッと食べてみたので、さっそくその詳細をレポート〜!

大人気シリーズ第4弾「こんがりビストロまん ビーフシチュー」を実食!

ファミマが昨年から展開している、"具材が見える進化系中華まん"こと「こんがりビストロまん」。

第1弾として「とろ~りチーズカレー味」、第2弾として「とろ~り濃厚チキンクリーム味」、そして今年、第3弾として「こんがりビストロまん ごろっと野菜の焼きカレー」を発売し、いずれも話題に。累計販売はすでに1,000万個を突破しているという大人気シリーズである。

ちなみに、昨年の「ファミマ大賞」(全国4,747人の店舗スタッフ&ファミマ社員が選ぶ、その年に1番おすすめしたい商品を決定するアワードのこと)の"食品・非食品部門"で第1位に輝いたのも、この「こんがりビストロまん」だった。

全国の書店員が選ぶ「本屋大賞」もそうだけど、こういう賞は変なしがらみや権威みたいなものが絡んでこないぶん、割とガチで信用できるからね。

さて、そろそろ新作「こんがりビストロまん ビーフシチュー」の実物を見てみますか。

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それでは包装紙をオープン〜!

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うわっ、ちょっ……ヤバくねッ!? なんだこれ! 改めて言うけどコレ絶対ウマいじゃん!

ご存知ない方のために補足しておくと、この「こんがりビストロまん」というのは、ちょっと前に世間で話題になった「生カヌレ」や「とじない親子丼」のような、定番商品をアレンジして進化させたグルメ=「進化系グルメ」を意識して作り上げたニュータイプの中華まんなのである。

ちょっと中身も気になるので、半分に切ってみますか。

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いや、だから……なんでそんなウマそうなの? チーズのとろ〜っとした感じとか、心が持っていかれちゃうんですけど。

それではいよいよ、いただきましょう。熱々なので火傷しないように気をつけながら……ハフッ。

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うううぅぅぅぅううんまあああぁぁぁぁい!! 何なんだこのデミグラスソースの濃厚なコク! たっぷり入ったとろ〜りチーズ!

デミグラスは牛肉を赤ワインに2時間付け込んで芳醇な旨味を引き出し、さらにじっくりとソテーした玉ねぎの風味と合わせて濃厚なコクを生み出したらしい。惜しげなく詰め込まれたチーズとの相性ももちろん最高である。肉だけでなく、何かゴロッとした素材も感じるが、これはおそらくポテトなど野菜の類だろう。食べ応えもあって非常にうれしい。

あと「ビストロまん」は毎回そうだけど、天面に生地がないパイ包みのようなかたちになっているので、一口目からダイレクトに具材にアクセスし、中身を堪能できるのもめっちゃいい。一般的な中華まんの場合、一口目はほとんど生地しか食べられない的なパターンが多々あるなかで、「こんがりビストロまん」のこの設計はかなり理にかなっている。

もはや"中華まん"の枠に到底収まりきらない本格的なビストロ感が溢れ出ているんだけど、このもちもちで香ばしい生地が「ああ、でもやっぱり中華まんなんだな」と実感させてくれるし、あくまで"中華まん"であるという大前提がブレていないところにも商品開発のプライドを感じる。

ちなみに、この「ビーフシチュー」というのは、ファミマが実施したお客さまアンケートで、"最も食べてみたい味"に選ばれたことから採用に至ったようだ。う〜ん、確かにいいわ。お客さまも「こんがりビストロまん」のことをすごくよくわかっていらっしゃるんだな〜。この秋冬、間違いなく人気商品としてまた話題になることだろう。

ということで、「こんがりビストロまん ビーフシチュー」は10月29日から全国のファミマで販売されているらしいので、ぜひ一度ご賞味あれ。肌寒くなってきた今、温かいビーフシチューが身体に沁みるハズですゾ。